メキシコ|メキシコシティ|神々が住む都「テオティワカン」へ早朝にバスで行く!

 メキシコ最大の観光地、現在も発掘が続く魅惑の古代都市「テオティワカン」。巨大なピラミッドや生贄の文化など魅惑満載。今回のテオティワカン訪問のテーマは2つ。

  • オプショナルツアーを利用せずに、バスを利用して安く訪問すること
  • たくさんの気球が飛ぶピラミッドの写真を撮影すること

北バスターミナルからスタート

 目的の一つ目。オプショナルツアーを利用せずにテオティワカンへ訪問するため、まずはテオティワカン行のバスが発着する北バスターミナルに向かいます。北バスターミナルはスペイン語で「Central de Autobuses del Norte」。この単語を書いてタクシー運転手さんに見せれば無事に連れて行ってくれました。(早朝のため、まだ地下鉄が動いていなかったのでタクシーで訪問)

朝の5時15分ごろにバスターミナルに到着しましたが、もうたくさんの人が詰めかけてました。バス利用者は多いんですね。

上写真右側のAutobuses Teotihuacanが、テオティワカン・ピラミッド行のバスを運行している会社です。ずらっと並んでいるバス会社ブースの中で一番北側の方にあります。料金は片道52ペソ。往復104ペソです。テオティワカン遺跡側では、チケット売り場がどこにあるのかも分からないので、バスで帰るのであれば往復チケットを買っておいた方がいいですよ。

 テオティワカン周辺で気球が飛ぶのは、日の出すぐの早朝。気流が安定している早朝に飛ぶので、できるだけ早い時間のバスに乗車を目指します。

2019年12月29日(日)に訪問した際には、始発が6時5分。ネットで調べてると始発は7時頃と書いているところもありましたが、なんと1時間近く早い時間の始発がありました。地球の歩き方(2019~2020)ではバスは6:00~22:00までの間毎時4~6本運行されているそうです。

荷物チェックを受けてバス搭乗口に向かうとたくさんの列が。スタッフの人にチケットを見せてピラミッド!と伝えると、乗る場所を教えてくださいました。

バスは満車ではありませんでしたが、それなりに混んでいました。乗り心地は良くて、ついついぐっすり寝ちゃいました。あぶねー。

意外とテオティワカン以外に向かうお客さんも多かったので驚きました。バス運転手さんにピラミッドに行きますとだけ先に伝えておくと安心です。到着したら「ピラミッドー」って声掛けしてくれますよ。

運転手さんの「ピラミッドー」で目が覚め、あわてて下車。うとうと寝ちゃってました。時間を見たら7時ちょうど位だったので、朝早くて渋滞が無かったからなのか1時間かからずに到着してました。自分たちが下車したのはPUERTA2(入口2)。太陽のピラミッド前の入り口です。

テオティワカンの開場時間は8時ごろでした!

柵の奥に気球が飛ぶ太陽のピラミッドが見えます・・・。が残念ながら柵が閉まっていて奥までは行くことができません。実はテオティワカンの公園開場時間が情報が錯そうしていてよくわかりませんでした。るるぶ(2019)では8時開場、地球の歩き方(2019~2020)では7時開場、多くのネット情報では9時開場となっていました。

 残念ながら到着した7時ちょうどにはまだオープンしていませんでした。後々見学しやすくするためにケツアルコアトルの神殿前(南側)の PUERTA1(入口1)に歩いて移動します。

公園周辺の道路はきれいに整備されていて、地元の人たちがジョギングなどをしてました。道の上には気球がたくさん飛んでいます。気球が実際に飛んでいる姿を見たことはあまりないので、感動しました!

 世界中でこれだけ気球が飛んでいるのは、テオティワカンとトルコのカッパドキアくらいじゃないでしょうかね。すごい数の気球が飛んでいます。

でもなかなかピラミッドまで距離があり、気球とピラミッドのベストショット撮影にはなかなか至りませんでした。うーん難しいですね。

 7時半頃に入口1に到着。入り口には開場時間は9:00~17:00となっていますが、無事に入場することができました。どうやら開場時間が、資料によってバラバラなのは、このような適当な運営にあるからなのかもしれません。スタッフが来次第開場するんでしょうね。ありがたく早く入場させていただきます。

入場チケットです!さっそく入口1側から1番乗りでテオティワカンに向かいます!(ちなみにこのチケットを持っていると、一度公園の外に出ても再入場することができますよ。なくさないように注意です。私たちは見学の途中で近くのレストランに出て、再び公園内に戻るときに利用しました)

入り口付近の土産物コーナーなどはすべてまだ閉まってました。気にせずどんどん進みます。

まず見えたのがケツアルコアトルの神殿を取り囲むラシウダデラ(城壁)と呼ばれる遺跡。もともとこの石段の上に木造の神殿が建っていたらしい。

ラシウダデラ(城壁)に登って奥を見るとケツアルコアトルの神殿が見えます。整備中だったのであまり近くまでは近づくことができませんでした。

城壁の奥に太陽のピラミッドが見えます。まだまだたくさんの気球が飛んでますね。

誰もいない死者の道を通って太陽のピラミッドに向かいます。この両サイドのずらっと並んだ石積みを見た古代の人が、墓が並んでいると思って死者の道と名付けられたらしい。ケツアルコアトルの神殿から太陽のピラミッドの間は、思ったより段差があって道って感じでもありませんでした。

いまでは、死者の道はただの道ではなく、水をためたり、水を排水するための、貯水槽や水路だったんじゃないか?とも言われているそうです。

確かに上写真のような水路と思える設備がたくさんあったので、確かに水がためられていたのかもしれません。古代はどんな姿をしていたのか想像するだけでも楽しくなってくる。

8時過ぎに太陽のピラミッド前に到着。すでに入口2から入場したであろう観光客がピラミッドを登っていました。近くで見るとピラミッドの大きさを実感します。古代の人はよくこんな巨大な石積みピラミッドを作ったものだ・・・

なんと飛行船も登場。飛行船は気球と違って、自由に方向お転換できるので遺跡の上を何周もクルクル回ってました。

さっそくピラミッドを登ります。この太陽のピラミッドは登頂できるピラミッドとしては世界最大。ピラミッドとしてはエジプトの2大ピラミッドに次いで3番目の高さを誇るそうです。階段は非常に急勾配ですが手すりがついていたので、しっかり握って登りましょう!

公園の中にはたくさんのノラ犬君がいました。一匹太陽のピラミッドに登っているノラ君がいました。なんか一緒に休憩したり。のんびりでいいなぁ。年末の早朝は、結構気温が低くて、日本の冬装備がちょうどいいくらいでした。階段を上っても汗かかずに済むくらいの寒さでした。

このノラ君かわいいですよね。連れて帰りたくなります。毎日こんな空気の薄い場所でピラミッド登頂繰り返してたらいい運動になるだろうなぁ。

太陽のピラミッド頂上から見る月のピラミッド。この月のピラミッドは、背後の山に雲がかかると雨が降ることから水の神様を祭ってあるのではと言われているそうですよ。後ろの山も一緒に見ると、本当に地形を気にし多設計になっていることを感じることができますね。やはり太陽のピラミッドの方が高さがあるので、月のピラミッドを見下ろすように見ることができます。気球も一緒に撮影できてよかった。意外と気球も2時間近く飛び続けていました。寒いだろうなぁ。

まだ午前9時半頃。まだピラミッドを登る観光客は決して多くはなく、のんびりと登ることができました。ピラミッド登頂をするのであれば、早めの時間がお勧めですよ。

ピラミッドから降りてきてくると、たくさんのお土産屋さんが並んでいました。9時過ぎから並び始めるのかな?ジャガーの鳴き声ができる笛などが人気のようでしたよ。

次の見どころはピューマの壁画です。太陽のピラミッドから月のピラミッドに続く死者の道の途中にピューマの壁画があります。上写真の左側の屋根が取り付けられた場所に大切に保管されています。

古代に描かれたピューマの姿が今も綺麗に残っています。ピューマは古代メソアメリカで神として大切にされていた動物なんだそうです。

続いて、テオティワカンで2番目に大きいピラミッドの月のピラミッドです。太陽のピラミッドより高さはありませんが、その重厚感では引けを取りません。

月のピラミッドにも登りましたが、先ほどの太陽のピラミッドより角度は急。でも頂上までは登れませんので、体力的には楽ちんでしたよ。

ピラミッドの途中から上は、上の写真のような策が設けてあるため頂上まで登ることができません。ツアー参加の場合、時間の都合上どちらか片方のピラミッドにしか登らない場合が多いそうですが、バスできた場合は両方登るのも自由なのでいいですよね。

太陽のピラミッドの方が高さがあるからなのか、月のピラミッドに登る人の方が少なかったですね。

ただ、この低目の場所からの眺めがすばらしく、月のピラミッドの前の月の広場や太陽のピラミッドがきれいに見ることができます。天気も良くなってきていて、朝の10時位でしたがまだ気球も飛んでいて、見事な景色を見ることができました。

やはり青空が出てくると、一気にピラミッドも光りはじめるような気がします。飛行船もかっこよく見えますね。

太陽のピラミッドが一番大きくて、遺跡の中心的存在なのかと思っていましたが、実物を見てみると月のピラミッドこそが中心だったのかもしれないと思いました。ピラミッド前の公園の広さや雰囲気がかっこいいと感じます。

不思議とピラミッドの真上だけ雲が吹き飛んでいるようなかっこよさがありました。

続いて入口3の付近、月のピラミッドの横にある複数の宮殿跡に入ります。多くの神官たちが住んでいた跡だそうですが、風呂のあとなど、水路がしっかりしているのが驚きでした。

ケツアルパパロトルの宮殿です。見事に赤い色も復活された、ほぼ完全に修復されている宮殿です。青空と赤い色が非常に映える!

石柱にはケツアルパパロトルの彫刻が見事に掘り込まれています。中米にはケツアールっていう非常に緑と赤の美しい鳥がいますが、その羽を広げた姿が蝶のようであったことからケツアール蝶とも言われているそうです。

ジャガー神の壁画が残っています。1000年も前の建物の色がそのまま残っているのもすごいですよね。

このような山奥にある遺跡ですが、貝殻などがあることを考えると、大きな湖があったのか、海のあるエリアと交流があったのか。

地下神殿も発掘されていたり。メキシコシティやローマもそうですが、古代の都市の上に都市が造られていることも多いので、遺跡の地下には更なる遺跡が残っているのかもしれませんね。

テオティワカン遺跡にも博物館があります。太陽のピラミッドの南側にあるので再び太陽のピラミッドの近くを歩いて通ります。

この太陽のピラミッドを囲むように並んでいる行列・・・。これピラミッド登頂待ちの行列です。私たちが来た8時半頃はまだほとんど人がいなかったのに、私たちがテオティワカンを離れる直前の12時ごろには500mを超えるであろう大行列になってました。やっぱり早目行動は大切ですね。

テオティワカン遺跡博物館です。入り口付近にはメキシコのサボテンが揃う植物園のようになってましたよ。

期待していたよりも大きな博物館。入場料は共通なので無料で入ることができました。

遺体の埋められた跡などが展示されていたり、国立人類博物館にもまけないような様々な遺産が展示されています。テオティワカンの全貌が分かるジオラマなどもありましたので、お時間のある方は見学をすることをお勧めします。

見学が終了し、メキシコシティーに戻ります。帰りは太陽のピラミッド前の入口2から出たのですが、たくさんのお土産屋さん。そしてまだまだ押し寄せる沢山の観光客。

どこでバスを拾うのかわからなかったので、通るバスすべてに「おーい!」って言いながらチケットを見せていたら、近くの土産物屋のお兄さんが「バス乗り場はあそこだよ」と教えてくれました。

そこには上写真のように「BUS」の青い看板が。そこに列ができていたのでチケットを見せて聞いてみたら、みんな同じようにメキシコシティーに帰る人らしい。これならわかりやすくて安心ですね。

バスでテオティワカンに行った人がみんな撮影しているカラフルな街並み。結構メキシコシティーのすぐ近くにあります。標高の高いメキシコシティーなどの価値感覚では、標高が低い方が酸素が多いので、標高が高い見晴らしの良い場所などは地価が安いそうです。なのでこのような山的な場所はスラムになりやすいんだそうな。日本とは真逆で面白いですよね。

再び北バスターミナルに戻ってきました。バス乗り場からターミナル内へは一方通行ですので、忘れ物には注意ですよ。

北バスターミナルの目の前に地下鉄入口があります。帰りは地下鉄を利用しましたが迷うことはありませんでした。

いかがでしたか。バスを利用したテオティワカン観光。ツアーのように詳しい説明が欲しい方はオプショナルツアーがお勧めですが、自分のペースで見たいところを見る人には、自分でバスを利用していく方がよいかもしれません。すごく簡単でしたよ。

テオティワカンへのバス旅_重要情報まとめ

  • 北バスターミナルからテオティワカンまでのバス料金:片道52ペソ(350円程度)、往復104ペソ(700円程度)
  • 2019年12月29日(日)テオティワカン行バスの始発は6:05でした。
  • チケット売り場は5時半ごろから稼働していました。
  • 北バスターミナルからテオティワカンまでのバス時間:片道1時間~1時間30分ほど。
  • バスに乗り込むときに「ピラミッド」と伝えておけば、到着したら教えてくれます。
  • 2019年12月29日に訪問した時には、テオティワカン公園は朝7時30分頃には開門しました。
  • テオティワカン入場料は一人75ペソ(530円程度)
  • 2019年12月29日、朝8時ごろは気温5度程。日本の完全冬服装でオッケーですが、12時ごろには20度くらいの暑い状態に。
  • 年末年始の日曜日だからなのか、太陽のピラミッドは10時ごろから登頂の行列、待ち時間ができていましたので要注意です。12時ごろにはおそらく2時間以上の待ち時間がありそうでした。
  • 公園ではあまり水を売っていないので持ち込んだ方がよさそうです。
  • テオティワカン公園はチケットさえなくさなければ(当日中は?)再入場可能です。無くさないように注意です。
  • 帰りのバス乗り場には青い「BUS」マークの看板がありました。
  • バス利用者の場合、公園の西側の出入り口を利用すると思いますが、公園の東側にも複数の出入り口があります。レストラン利用の場合に便利かも。

Posted by tetsuchippy