日本|和歌山|巨大な狛犬!獅子岩の「大馬神社」

 七里御浜に鎮座する世界遺産の「獅子岩」。実はこの獅子岩を狛犬とする神社があることをご存知でしょうか。その神社は「大馬神社」といい、有名な坂上田村麻呂将軍に御縁のある由緒ある神社です。

 上の写真は「七里御浜」。ウミガメが産卵に訪れるという非常に綺麗な浜ですが、熊野古道の一部でもあり、歴史的にも文化的にも重要な場所です。昔は多くの熊野詣巡礼者が列をなして歩いていたそうですよ。

 その七里御浜の北東部に位置にあるのが奇勝「鬼ヶ城」と「獅子岩 (上写真) 」。この鬼ヶ城周辺を根城とする海賊「多蛾丸」が熊野詣参拝者を襲って暴れていたため、坂上田村麻呂将軍が派遣されました。坂上田村麻呂将軍は多蛾丸の首を獲り埋めた場所に社殿を建てたのが今回訪問する「大馬神社」と言われています。

 井戸川の河口にある獅子岩と神仙洞。この二つの自然石を狛犬の阿吽としている大馬神社。知名度的には高くないかもしれませんが、非常に広大な敷地をもった歴史ある神社です。

井戸川の上流方向へ向かうこと7㎞ほど。大馬神社があります。かなりの山奥なので、車がないと訪問は厳しい場所ですが、ただ入口にある木の大きさからもその歴史が分かります。

本堂へ続く道は見事に石が敷き詰められ、その苔むした雰囲気が正に熊野古道のよう。もうこの参道を見るだけで「雰囲気」を感じます。

境内周辺には巨大な絶壁があったり滝があったり。何か独特な雰囲気がありますので、きっと神社として社が建てられる前にも古代から自然信仰があった場所なのでは?と考えてしまういい雰囲気の自然環境です。

神社社殿。この社殿の下に「海賊 多蛾丸」の首が埋められていると言われています。アマテラスなどの日本神話の神々を祀っているのに加え、坂上田村麻呂将軍も神格化しているのがまた興味深い場所です。

神社の名前「大馬神社」の由来は、巨大な愛馬に乗った坂上田村麻呂将軍なんだそうですよ。

この神社の近くには、鬼ヶ城があったり、花の巌やがあったり、いろんな歴史が集まる場所の中にあります。周辺の観光と一緒に大馬神社も超お勧めの場所ですよ。

Posted by tetsuchippy