日本|熊本|自然信仰と熊野信仰の融合「上色味熊野座神社」

 阿蘇山カルデラの南東にある「上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)」。迫力のある景色を見ることができる神社として有名です。

 この神社が創建されたのは室町時代のころではと推定されているそうですがはっきりとは分かっていません。ただ、見どころの一つ穿戸岩(うげといわ)が古代の人々による自然信仰の対象であったことが想像できることから、自然信仰に熊野信仰が加わって現在に繋がっているのではないかと想像されているそうです。

  伊邪那岐命、伊邪那美命、石君大将軍を祀る上色見熊野座神社は、阿蘇山外輪山の南東部、国道265号線に面した場所に上色見熊野座神社はあります。無料の駐車場が道路対岸にあるので車の訪問でも大丈夫です。色見郵便局が目印です。

 ちょっと変わった可愛らしい狛犬にお出迎えいただき、境内に向かいます。実はこの神社、けっこう階段を歩くことになりますので、ここからが勝負です。

 入口鳥居をくぐると早速この雰囲気。背の高い杉並木の中に、石段とその横にずらりと並ぶ灯篭。この独特な雰囲気が人気の理由。

映画にもなった漫画「蛍火の杜へ」の舞台になっているそうで、そのファンの聖地巡礼も多いそうですよ。

二つ目の鳥居が見えてきました。ここから石階段がさらに急になるのでまた雰囲気が変わってきます。この鳥居周辺が一番写真撮影の人気スポットになります。

 いやぁ。何か吸い込まれていきそうなオーラを感じます。見事ですよね。この鳥居や灯篭の苔むされた感じもまた素晴らしい。

ここがベストスポットなのかなぁ。何枚も何枚も写真を撮ってしまいます。逆光になっているのがまたいい雰囲気にかんじます。たくさん参拝客がいるので、なかなか人が入らない写真を撮るのは難しい。

さぁ、境内までラストスパート。頑張って上ります。本当にこの神社は最初から最後までずっと石灯篭が並んでいます。

境内横を見てみると、さらに上の方に光り輝く穴が見えます。そう。あの光り輝く穴こそが、古代信仰の名残と思われる穿戸岩(うげといわ)。もうひと踏ん張りして登ってみましょう。

坂道を登っていくと、どんどん大きくなってきます。想像したより大きい!なんか古代人が信仰対象にしたのも分かるような気がします。

阿蘇大明神の従者「鬼八法師」が蹴破ったと言われる穿戸岩。 古代の人たちはいろんな物語を創って、受け継いで・・・。面白いなぁ。

 阿蘇大明神は、神武天皇の孫にあたる「健磐龍命(たけいわたつのみこと)」のことで、神武天皇から九州を治めるように言われ、九州の中心である阿蘇にやってきた神様で、阿蘇の神様。 その従者だった鬼八法師が無礼を働き、怒った阿蘇大明神に追いかけられ、外輪山を蹴破って逃げた時にできたと伝わっているそうな。

こちらのページに阿蘇大明神のことを詳しく説明してあったのでリンクしておきます(勝手に。ごめんなさい)

Posted by tetsuchippy