日本|山梨|野菜たっぷり郷土料理ほうとうの専門店「歩成」

2019年10月3日

 野菜がたっぷりと入っている郷土料理「ほうとう」。簡単に言うと極太うどん麺が入った味噌野菜鍋。その歴史は中国から伝わったとか、山梨の高僧が伝えたとか、武田信玄が作ったとか様々あるそうですが、おそらく日本全国にある麺料理と同じように中国から伝わってきて日本的にアレンジされた料理なんだと考えられています。

 

今回お邪魔したのは「ほうとう専門店の歩成」

 今回お邪魔したのが山梨市に本店を構える「ほうとう専門店の歩成(ふなり)」さん。山梨市駅から徒歩3分ほどの、今売出し中の勢いがあるお店です。昇仙峡で行われる「ほうとう」の味比べ大会 「昇仙峡ほうとう味くらべ真剣勝負 」で3連覇を達成して殿堂入りしている名店です。

河口湖近くに姉妹店を出店したりしておりますが、本店は、歩成の昔の姿である「食堂」のような雰囲気を残した姿をしています。「ほうとう専門店」を名乗ってはいますが、地元のお客さんはトリモツとか馬刺しとか、居酒屋メニューのようなものを次々と注文してました。

 熊本に住んでいた私たちは馬刺に目がないので、つい注文・・・美味しい。馬刺しと言えば、熊本県や長野県が有名ですが、山梨でも昔から食べられていたんだとか。富士登山などに利用するため、馬がたくさん利用されていたからだとか。なるほど。食べ方は生姜醤油にニンニク。

 自慢の一品「黄金ほうとう」

 このお店の看板メニューは当然「ほうとう」。店内では「黄金ほうとう」と名付けられています。自家製味噌やカボチャなど、山梨の地産地消の材料にこだわって名付けられたそうです。

豚肉や鶏肉、アワビなどが入った、いくつかの種類があります。今回私たちは値段を考えてアワビ入りではない安い方をいただいたのですが、実はアワビは山梨名物なんだそうです。なぜ海無し県の山梨でアワビが名産?駿河湾で獲れたアワビを醤油漬けにして運んだところ、山梨県(甲斐の国)に達する頃が、馬の体温や振動によって一番おいしく仕上がるので、山梨県の名産になっているんだとか。(次は必ずアワビ入りを食べてみよう。ちょっと後悔)

一人一鍋、一人一ガスコンロで料理が出てくるので、みんながそれぞれ別のメニューで注文しても大丈夫。 タイマーも一緒に準備してくれます。

煮込む前の姿。メインの麺とかぼちゃ、きのこに白菜、ネギや大根、人参やゴボウ等、様々な野菜が味噌スープの中に入っています。やっぱりほうとうは具だくさんでうれしい!健康に絶対いいと思える料理です!

焦げ付かないように何度かかき混ぜながら、指示された約13分待って出来上がり。もう熱々の味噌野菜鍋!正直、酒を飲んでも酔わないんじゃないかと思うくらいタップリの食事量です。このもちもちの太麺と野菜を食べてると、カニ料理を食べているように口数が減ります。本当にどれもおいしいんです。いつもはダイエットのために炭水化物を制限してますが、野菜をこれだけ食べれば麺も怖くありません!

 さすが人気メニューのほうとう。健康的でうれしい!今回は車での訪問だったので、お酒は飲まずに、馬刺しとほうとうだけでしたが、もうおなか一杯。これ以上食べれないくらい満腹になりましたよ! 地元の方は居酒屋のような利用の仕方をされているようでした。トリモツや馬刺し、串料理なんかで酒を飲んで、〆にほうとう。今度絶対に山梨市に宿泊して飲みに行ってみようと思いました。