日本|奈良|崇神天皇陵と伝わる「行燈山古墳」

2019年9月10日

 第10代天皇の崇神天皇(すじんてんのう)。一説では実在の可能性がある初の天皇と言われています。事実上一番最初の天皇と言われている人物。名前に「神」が入っているからには、圧倒的な存在感があった人物に違いありません。

低いところから眺めても、前方後円墳らしい形が見て取れます。長辺が70mもあり全国で16番目の規模なんだそうです。

Googleマップでみても、まさにザ・古墳の鍵穴型。周りを大きが濠で囲まれています。ちょっと離れた場所に無料駐車場があったので徒歩で向かいます。このエリアは古い町並みなので、そこらじゅう車で走るにはギリギリの幅しかありません。自分は営業職だったこともあり運転技術はそれなりに自信がある方だと思うのですが、Uターンできない、それどころか両サイド「拳一個分」のスレスレの壁の間を走ることになる、しかもそこらじゅう行き止まりで、その幅をバックで戻る・・・なので、運転に自信がない方は無理しないようにしてくださいね。

この崇神天皇陵の山辺道勾岡上陵(やまのべのみちのまがりのおかのえのみささぎ)の周りには細い歩く道が存在しています。その歩道は日本古道の代表格「山辺の道」。記録上最古の道路です。

この御陵からは、奈良盆地全体が見渡せ、さらには反対側の信貴山や葛城山まで見ることができます。奈良盆地の東側の山際に位置するので、きっと奈良盆地の人々からは朝日で輝く御陵が見えたのではないでしょうか。

もちろん国が崇神天皇陵としているだけあって、この古墳の管理は宮内庁が行っています。宮内庁が天皇陵と認定した古墳はいつも同じような形の拝所が作られています。

この石で囲まれた鳥居。御陵がご神体の神社のような形態がとられています。宮内庁管理の古墳はいつもこのような形式です。

もっと研究が進むと、新しい情報、もしくは歴史をひっくり返すようなことが見つかるかもしれない重要な古墳。もちろんお墓ですからそっとしておくべきものなのかもしれませんが、興味がわいて仕方ありません。

実在した日本最古の天皇「崇神天皇」の陵墓。何とも言えない迫力と魅力がありました。