カナダ|ナイアガラフォールズ|いろんな場所からナイアガラの滝を見てみよう!

 世界三大瀑布の一つ「ナイアガラの滝」は、カナダ滝、アメリカ滝、ブライダルベール滝という3つの大きな滝の総称。ゴート島などを含めると、その景観幅は1kmにも及ぶ巨大絶景です。

 滝周辺にはカナダ側、アメリカ側の両方にたくさん展望台が設置されていて、さまざまな滝の表情を見せてくれます。今回は、場所別の滝絶景を紹介したいと思います。

 日本のゴールデンウィーク、4月末から5月の上旬に訪問したため、高緯度に位置するナイアガラの滝は観光オフシーズンでした。

まずはカナダ側代表「テーブルロック」

 カナダ滝の西側に位置するテーブルロックは、最もメジャーな展望台。一番多くの観光客がつめかける人気スポットで、おそらく短時間の弾丸ナイアガラツアーの場合ここに訪れるはず。一番カナダ滝に近く、迫力ある滝壺から立ち上る水しぶきを浴びながらナイアガラの滝を見ることができます。

 展望台はきれいに整備されていて、土産屋やトイレなどを完備した2階から滝を見ることができるスポットもあります。上の写真は2階から撮影した写真です。

滝に近づくと、風向きによっては土砂降りのような状態になります。日本の滝のイメージではなかなかわかりませんが、水量があまりにも多いため滝壺から常に水煙が上がり続け、それが風下の方向に降りつけます。防水、少なくとも家庭用防水じゃないとカメラもやばいと感じるほどです。

あまり滝壺からの水煙がすごいので、なかなか対岸まで見えません。一瞬対岸が見えてきたところでパシャッと。本当に天気や風向きよって、全然違う姿を見せてくれます。

 日差しがでてくると、空中に舞いあがった水分がきらきら光ってきれい。でもなかなか写真撮影するのは難しい!でもやっぱり太陽が出ている方が、水も輝いてきれいですね。

カナダ滝の上流部分には史跡にも認定されているトロント発電所があります。今は使われていないのかな?この水量だったら、無限に発電できそうですね。その昔は激しい水量のために水底が削られ、滝は毎年1mずつ南側に移動していたそうなんですが、発電所などで水量を調整することで今はその移動は数十センチに減少しているそうです。(ただ、それが理由で世界遺産には認定されないんだそうです)

カナダ滝の裏側が見える「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」 

 テーブルロック横の建物から滝の岩壁をくりぬいたトンネルを通って、カナダ滝を下側から見上げることができます。あまり写真では見えにくいかもしれませんが、まだ4月末には雪が多く積もっていて、滝の水の中には、たくさんの巨大な氷が流れ込んでいます。そのため夏場に比べてあまり近づくことはできませんでした。冬の間はここまでしかこれませんが、夏はもっと近づけるそうですよ。

 トンネルの中には、このように完全に滝の裏側を見ることができる場所もありました。あまりの水量のため近づくこともできなくなっていましたが、みんなこれを見るために大行列をつくってました。

 水量の轟音もものすごくて大迫力でした。

カナダ滝からレインボーブリッジに向けてナイアガラ川沿いを歩きます。

カナダ滝は巨大なため、ちょっと離れないと滝を全体的に見ることができません。ちなみに滝の左右には、雪と氷が貯まっています。流氷のようにたくさん氷が滝や川を流れているので、この時期はどうやら遊覧船はでていないようでした。実際に動かない遊覧船が氷に埋もれているようになってました。

レインボーブリッジに近づくと、アメリカ滝とブライダルベール滝が近づいてきました。ブライダルベール滝 といっても右端の小さい滝がそれです。ほとんどがアメリカ滝。アメリカ側にわたると、この両滝の間に展望台があって左右に滝が見えるようになるそうです。

カナダ側の遊覧船乗り場の上まで来ました。やっと両方の滝が一つのフレームに入るようになってきました。左下側に白くたまっているのは流氷です。この滝を形成するナイアガラ川はエリー湖(五大湖の一つ)からオンタリオ湖につながる川なので、冬に凍りついた湖の氷がどんどん流れています。そりゃあ遊覧船はまだまだ動けませんし、滝壺の水煙も強く上がるはずですよね。

カナダとアメリカの国境「レインボーブリッジ」から

レインボーブリッジからは、アメリカ滝を中心にカナダ滝まで見渡すことができます。アメリカ滝とカナダ滝の間にはゴート島があります。

このレインボーブリッジはカナダとアメリカの国境に架かっている橋。出国手続きをして橋の上に出る必要があります。カナダ側から出国した場合はアメリカに入国しなければならないし、アメリカ側から出国した場合は一旦カナダ側に入国する必要があります。そうなんです。パスポートがなければいけない場所です。

アメリカ側に広がる滝公園から

 レインボーブリッジを渡ってすぐに広がる大きな公園からは、アメリカ滝のすぐ横まで行くことができます。カナダ滝に比べると少し水量が少なめなのかもしれませんが、目線の高さに近いのですごく迫力がありました。

アメリカ側にあるナイアガラの滝展望台から

 いつもなのかどうかは知りませんが、無料で展望台に入ることができました。観光客はオフシーズンなので非常に少なくて、ゆっくりと見学することができました。

 滝ってここまで大きいと、あまり近すぎる場所から見たら全貌を見ることができないのですが、少し離れたこの展望台から見ると、滝全体が見えて感激します。この圧倒的な水量はなかなか見ることができませんよね。

カナダ側に戻ってスカイロンタワー展望台から

カナダ側でめちゃくちゃ目立っているスカイロンタワーに登ってみました。さすが展望目的で作られたタワー。ナイアガラの滝が非常によく見えます。まるでヘリから見ているような、ドローンで撮影したような景色が広がっていました。

この写真のアングルは良くナイアガラの滝のポスターに使われていますよね。ここからの景色だったんですね。

展望台は360度見ることができます。アメリカ滝側もよく見えました。ナイアガラの滝はあまりに大きいので、全貌が見えるところは多くないので、ここスカイロンタワーはお勧めです。

ワイド撮影を使ったら、やっと両方の滝がアングルに入りました。この横側からの両滝が一つのアングルで見えるのはこのスカイロンタワーがお勧め!素晴らしい絶景でした。

宿泊したホテル「エンバシー スイーツ バイ ヒルトン ナイアガラフォールズ フォールズビュー」の部屋から

 私たちが利用したホテル「エンバシースイーツホテル」は、部屋からナイアガラの滝が見えるのがストロングポイント。本当に目の前に滝が見えました。少し窓も開くので、その轟音も聞きながら滝を眺めることができます。私たちの部屋からはカナダ滝は見えましたが、残念ながらアメリカ滝は見えませんでした。

ただ、夜間に実施されているライトアップもよく見えました。本当は滝まで見に行こうかと思っていたのですが、あまりに寒くて、歩くとホテルから結構遠かったので部屋から見学することに。

アイスワインで有名なナイアガラワインをお土産屋さんで購入し(結構高級)、部屋でゆっくりワインを飲みながらナイアガラの滝鑑賞。

かなり長時間のライトアップでしたが、部屋から十分に堪能することができました。お勧めのホテルです。

いかがですか?有名なナイアガラの滝ですが、非常に巨大で迫力ある絶景なので、ナイアガラの滝までの距離、高さなどの違いで様々な表情を見せてくれます。もし一泊する余裕があるのであれば、ゆっくりいろんな景色を見てはいかがでしょうか?