インド|デリー|初めてのインドでタンドリーチキンとバターチキンカレーを食べよう!

2019年2月23日

 初インドで心配なのが「食事」。インドの雰囲気に慣れてしまえば大したことないのですが、初インドだと、どうしても衛生面が心配になってしまいます。

 しかしカレーやタンドリーチキンなどの名物料理を、しかも地元の味で食べてみたい・・・。そんな方におススメの2大料理と2大人気レストランを紹介したいと思います。

おススメグルメ1品目はタンドリーチキン!

 インドではヒンズー教徒やイスラム教徒が多いため、牛や豚を食べることが避けられています。その為、鳥や羊肉を利用した料理が発展しています。 まずはおすすめ料理の1品目。インド名物のタンドリーチキンについて紹介させていただきます。

マラッカにあるタンドリーチキンの名店「パク・プトラ(Pak Putra)」で撮影

 タンドリーチキン(tandoori chicken)は、パンジャーブ地方(インド北西部からパキスタンにかけてのエリア)に起源をもつ料理で、串に刺した鶏肉をタンドールと呼ばれる独特の壺窯で焼きあげたインド料理の定番。でも意外と歴史は浅く、1950年頃にデリーの「モティ・マハール」というレストランで完成して世界中に広がったのだとか。

タンドール窯(マラッカにて撮影)

 タンドール窯は窯内温度を高めるために入り口が狭くなっている土窯。 タンドール窯は長く繰り返し使い続けられることで、だんだん土の香りが立ってきて、料理がより美味しくなるんだそうです。どのタンドール窯で焼かれたかによって味が違うんですね。

インドのパン「ナン」もこのタンドール窯を利用して、窯の裏側に貼られるようにして焼かれているんですよ。

ヨーグルトやスパイスに付け込んだ鶏肉を串に刺して、タンドール窯の中で一気に焼き上げます。タンドール窯内は高温(なんと480℃にもなるとか・・・)なので短時間で焼き上げることができ、無駄な脂は溶けだし、鶏肉の表面はパリパリに、中は柔らかくジューシーに焼きあがるんだそうです。

おススメ2品目はバターチキンカレー!

 おススメ2品目はバターチキンカレー。マイルドなカレーソースを鶏肉にぶっかけたインド料理。通常、カレーと言ってもお米は無しのカレースープで、ナンを浸して食べたりします。

 しかし実はタンドリーチキンと関係が深い料理で、もともと余ったタンドリーチキンをバターやトマト、クリームのソースに混ぜることで作られた料理。だからタンドリーチキンが美味しいお店はバターチキンカレーも美味しいんです!

パンジャーブ料理全てが美味しい「モティ・マハール・デラックス」の歴史

紹介したいレストラン1店舗目は「モティ・マハール・デラックス(Moti Mahal Delux)」。インド国内にとどまらず世界にも展開しているパンジャーブ料理の有名店です。

 まずはモティ・マハール・デラックスの歴史から紹介します。

 ペシャワール(現パキスタン)の小さな食堂で働いていたKundan Lal Jaggi、Kundan Lal Gujral、Thakur Dassの3名が、1947年のインド・パキスタン分離の混乱の中、家族とともにデリーに避難しオールドデリーにパンジャーブ料理レストランをオープン。これがのちに世界中の要人達に褒めたたえられる名店「モティ・マハール(Moti Mahal)」です。

 1970年頃、モティ・マハールの味を受け継いだ創業者Kundan Lalの息子が世界中にチェーン展開したのがモティ・マハール・デラックス(Moti Mahal Delux)。世界にタンドリーチキンやバターチキン等のパンジャーブ料理を広めました。そののちMoti Mahalの経営権は別の人の手に移っているそうです。

ネット上にはモティ・マハールとモティ・マハールはどちらが本物?なんて記事が書かれていますが、簡単に言うとどちらも本物。「Moti Mahal」はオープン当時の場所でそのまま続いているレストランで、少しお洒落でチェーン展開しているのが「Moti Mahal Delux」っていう感じです。

実はタンドリーチキン、バターチキンの発祥の店

 代表的なパンジャーブ料理のタンドリーチキンを世界に広めたのがモティ・マハール・デラックス。そして実はチキンバターを発明したのも、このモティ・マハール・デラックスなんです。  

 当然ながら、両料理ともに発祥のお店なので、美味しいのは間違いありません。

まずはタンドリーチキン。外はパリッと。中はジューシー。そのまんまで美味しい!。思ったより中までしっかり火が通っていたんですが柔らかいんですよ。インドなのでしっかりと火が通っているのは有難いんですが、固くなってないんですよね。

これがきっとタンドール窯の凄さなんじゃないでしょうか。

そしてこっちがバターチキン。当然カレーライスじゃありませんから、日本でいうところのカレースープ。ナンをちぎってつけながら食べるんですが、まぁ美味しい。

写真で見えないのが申し訳ありませんが、中に入っているチキンが柔らかいんですよ・・・。ポロポロに崩れる・・・クリーミーなカレーがまた美味しくて。

しかもBAR扱いのお店なので、アルコールも飲むことができます!このキングフィッシャーはインドのシェアナンバー1の人気銘柄です。

味は甘くて、暑いアジアによく合うビールでした。

ムガル帝国宮廷料理人が作った由緒正しきカレー屋さん「KARIM HOTEL」

 ムガル帝国の王様付きの料理人がオープンしたと言う超有名レストラン「KARIM’S HOTEL」。インドの下町オールドデリーのランドマーク「ジャマー・マスジッドモスク」の目の前にある、創業100年を越える超老舗。

「ホテル」と言うのは今で言うレストランの意味なんだそうですよ。

もともとインドでは「外食」と言う概念が無かったため、観光客をターゲットに創業されたそうですが、今となっては地元民8割、観光客2割くらいの地元民人気のローカル色たっぷりのレストランになってます。

周りを見渡すと、右手を使って上手に食べているインド人がたくさんいました。だからと言って、左手使ったり、スプーンつかったりしても、嫌な顔はされませんのでご安心ください。

 地元では「インドで一番美味しいカレー」と評価されているお店で、名物のバターチキンカレーや、羊の脳みそカレーが人気なんだそうです。

 もちろんムガル帝国の料理を色々食べることができます。

上の写真は「チキンティッカ」。骨なしのタンドリーチキンです。バターチキンカレーが美味しいと言うことは、タンドリーチキンも美味しい!の原理です。

上写真の右側は「チキンビリヤニ」。ゆで卵を丸ごと2個のっけたチキンピラフです。インドで数日生活すると、カレーやスパイス的な味に少し飽きてくるのでこのチキンビリヤニは結構嬉しいですよ!

いかがでしたか?

デリーに行くのであれば、レストランは「KARIM’S HOTEL(KARIM HOTEL)」か「Moti Mahal Delux」がおススメ。料理もタンドリーチキンとバターチキンカレーを注文すれば、間違いなしです!

初めてのインド旅行の方にも安心して利用できるお店ですよ!