インド|デリー|ムガル帝国の宮廷料理人の流れを汲むカリームホテル

 ムガル皇帝の宮廷料理人だったモハメド・アジズの息子ハジ・カリムディンが、1912年にジャマー・マスジット近くに作ったレストランが「カリームホテル(Karim’s Hotel)」。宮廷料理を庶民に喜んでもらいたいとはじめた100年以上の歴史を持つ老舗レストランです。

 今では、インドで一番美味しいカレーを提供するレストランなんて言われていますが、私達が行った時も地元の人たちでごった返してました。やはり、観光客が多いだけじゃなく、地元客が多いっていうのが本当に美味しい証明ですよね。

 インド最大のモスク「ジャマー・マスジッド」の南側で入り口からまっすぐ50m程南下すると、左側に小さな路地があります。その路地にはKARIMだらけ。そのすべてがカリームホテルです。

 ウロウロしている店員さんに話しかけると開いているテーブルに連れて行ってくれます。

1月1日の夜7時頃にお店に到着。ご飯時だったので大混雑覚悟だったのですが、混んではいましたが席が空いていて、待ち時間なく入ることができました。

観光客3割、地元客7割って感じでしょうか。本当に右手一本で食べてる人が半分くらいいました。有名店ですが、地元感も味わうことができるお店です。

カリームホテルのメニュー

メニューはテーブルにもありましたが、この看板が分かりやすかったのでパシャ!

インドでは恒例のフルサイズとハーフサイズを選ぶことができます。普通の日本人であれば、ハーフサイズで十分だと思います。

どれを食べてもハズレ無し!秀逸の料理でした!

チキン・ブッラのハーフサイズ。細切れのタンドリーチキンです。丸ごともありますが、細切れなので食べやすい!骨付きなので手羽先を食べるように頂きました。

 実は思いっきり左手も使って両手で食べました。インドではマナー違反かもしれませんが、特に怒られたりはしませんでしたよ。

バター・チキン・カレー。これまた美味しい・・・。チキンがポロポロに溶けるようによく煮込まれてて、スパイスが効いていて、ちょっと酸味もありましたが、モティ・マハル・デラックスよりもちょっと辛めに感じました。

バターナン。不思議なんですが、日本で食べるナンよりしっとりしてて美味しい。ただ、ちぎってカレーつけて食べ続けていると、顎が疲れてくるんですよね。でも美味しいなぁ。

最後はチキンビリヤニ。チキンピラフにゆで卵が2個丸々乗っているという豪快な料理。もうちょっとスパイシーな味を期待していたのですが、思ったよりうす味だったかな。

 でも、そろそろタンドリーチキンやカレーの「スパイスな味」に飽きはじめていたところだったので凄くこの炭水化物が幸せでした!

世界一混沌としたマーケットの中の綺麗なレストランでした。

カリムホテルは、すごく綺麗な雰囲気で、衛生面はそれほど心配なく美味しくいただくことができました。飲み水も置いてありましたが、さすがにまだ飲みませんでしたが・・・・。

ただ、レストランはオールドデリーのど真ん中。舗装もされていない道路なのに、驚くほどの数の人が歩いてて、細い道なのにバイクにタクシー、オートリキシャなどがバンバン走ってて、油断するとすぐに轢かれてしまうほどの混沌とした街。レストランから一歩出ると、ビックリするほどのカオス。

カリームホテルは、インドの活気あるエネルギーあふれる街並みの中で100年以上継続する老舗レストランでした!