日本|京都|2018年12月上旬に紅葉の「東福寺」へ

2018年12月9日

11月初旬から始まる京都の紅葉。

京都ではたくさんの寺院等の仏閣、庭園で、美しい紅葉を見ることができます。

中でも、東福寺の紅葉は11月下旬から12月上旬に色づくので、京都紅葉の終盤にピークが訪れる寺院として知られています。

東福寺は1255年に建てられた由緒ある古寺で、その名前は東大寺と興福寺から1文字ずつもらってつけられたんだとか。何度かの大火にさらされながらも、その都度立て直され現代に至ります。

国宝の三門や、寺院敷地内を流れる渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)にかかる3本の橋「偃月橋・臥雲橋・通天橋」が有名で東福寺三名橋と呼ばれています。

橋が架かる渓谷・洗玉澗の両岸には、たくさんのモミジやカエデが植えられていて、三名橋から眺める真赤なモミジの絨毯は1997年のJR「そうだ京都、行こう」キャンペーンのCMにも使われるほどの絶景です。

朝8時半の開門前に「臥雲橋から見上げるモミジ」

東福寺の周辺は、紅葉ピーク時には、大駐車場が閉鎖されています。

7時45分頃に東福寺近くに到着。朝早くなら、徒歩圏内の有料駐車場がいくつか開いていましたが、8時過ぎにはそこらじゅうが満車になってました。

東福寺は8時半に開門予定。

開門前にお寺の周辺を歩いて紅葉狩り。綺麗ですよね。

8時10分頃に日下門に到着した時には30人ほどの入場行列ができていました。

行列に並ぶ前に、一つ目の見所「臥雲橋」へ向かいます。

日下門の北側には、東福寺三名橋の一つ「臥雲橋」があります。

ここは無料で立ち入ることができる橋で、現在でも地元の方達には生活道として使われているんだそうです。

ここ臥雲橋からは、たくさんのモミジと、その上に通天橋が見えます。

丁度、朝日と重なったので、超逆光になりましたが、東福寺最大の見所「通天橋から見下ろすモミジ」の逆。「臥雲橋から見上げるモミジ」を見ることができました。

ここちらの臥雲橋には、「混雑時の事故を防ぐため写真撮影禁止」の看板が出ていますが、朝早くはガラガラでしたので、ほとんどの人が写真撮影をしていましたし、警備の方も何も注意していませんでした。自己責任ってことですね。

東福寺最大の見所「通天橋から見下ろすモミジ」

通天橋へ向かうコースは有料になっていて、大人400円/人でした。

入場した瞬間に感激、もう一面真赤。

早く通天橋へ向かいたいんですが、ついついカメラ撮影するために足が止まってしまいます。

12月も終盤になってますので、コケの上に落葉が広がってました。

この緑と赤の組み合わせって綺麗ですよね。

東福寺の境内を流れる渓谷の洗玉澗。

この周辺だけで2000本を超えるモミジがあるんだそうです。

モミジも種類によって、赤かったり、黄色かったり。

しかもまだ緑だったり。

日本人は、季節によって変わる自然の色を、人の手によって見事に配置してて、本当に見事な庭園を造りますよね。

1000年も前の時代に、平成のみんなが感動するものを作るんだから、きっとすごい想像力があったんでしょうね。

洗玉澗から見上げる通天橋。

木々よりも高い位置に木造の橋が架かるのも珍しい感じがします。

いや、迫力がありますね。さすがモミジで有名な東福寺。

早速、通天橋に向かう木造の廊下へ向かいます。

さすが人気の場所だけあり、朝一番の入場だと言うのにこの混雑。

さすがに人気の場所なので、日本人だけでなく、多くのアジア、欧米からの観光客も来ていました。

この美しさは確かに日本が自慢できるものですよ。

なんとなく清水寺の舞台のようにも見えますが、紅葉までの距離が東福寺の方が近く感じました。モミジの量も圧倒的ですしね。

東福寺本坊も見えます。

このように強い光が差し込んでましたので、よりモミジが真赤に見えたんだと思います。

やっぱり天気は大切ですよね。

この東福寺は苔も綺麗でした。

緑がまたモミジの赤と見事なコントラストで。

さぁ、通天橋から見下ろすモミジです。

もう真っ赤すぎて、特に言葉は必要ありません。

モミジの先には臥雲橋も見えますね。

通天橋へ向かうコースもここで終了。

本当に見事で、今まで見た紅葉の中でも間違いなくトップクラスの綺麗さだったと思います。

ちょっと他の寺院と時期がずれていて、12月上旬という京都の終盤にピークを迎えます。

京都最後の紅葉を楽し見たい人におススメのポイントでした。

国指定名勝「東福寺本坊庭園」へ

昭和の時代に国指定名勝になったこの庭園は、作庭家・重森三玲が1939に完成させて比較的新しい庭園です。

古い考えにとらわれ過ぎない、新しい考え方も取り入れられた斬新な庭園だそうです。

この上写真は南庭。

そしてこの四角く刈り込まれた木が特徴的なのが西庭。

西庭と北庭の間からは、通天橋を眺めることができる展望台が設置されていました。

やはりこの渓谷側はモミジが見事ですね。

この独特の四角い石が配置されていたのが北庭。

モミジも背景に加わっていました。

偃月橋を渡って龍吟庵へ

東福寺塔頭の第一位に指定されている龍吟庵。

特別に公開されていたので見学してきました。

龍吟庵の建物は、室町時代に建てられた日本最古の方丈建築だそうで、国宝に指定されています。

なんと建物は写真撮影禁止の為、今回写真は庭だけです。

こちらが北側の庭。

竹の垣が珍しい模様。龍なので雷ふうになっているんですかね。

龍門の庭とよばれる西庭。

複数の色の石を利用して、雷雲や龍を表しているそうです。

鞍馬の赤石を砕いて作った赤い砂利で作られた庭。

これは東福寺三名橋の三本目「偃月橋」。

鎌倉時代に作られたものだそうで、重要文化財に指定されています。

木造の端にモミジって、よく合いますよね。

最後は島津家に縁がある即宗院

本当に小さな作りのお寺。

故郷のお寺に来たような気がするのどかな場所でした。

コケの絨毯の上に、南天の木と見事なモミジ。

南天の木がカッコいいですよね。

モミジもなんかカラフルだ。

地元に一つはありそうな、綺麗でコンパクトな庭園を持ったお寺。

そんな懐かしい感じがする綺麗な庭でした。

モミジと苔の境目がなんかカッコいいのでパシャ!っと。

最後にお寺の情報です。

臨済宗東福寺

  • 住所:京都府京都市東山区本町15−778
  • 拝観時間:4月~10月→9:00~16:00  11月~12月初旬→8:30~16:00  12月初旬~3月末→9:00~15:30
  • 公式HP