エジプト|カイロ|マムルーク朝時代の王家の谷「死者の町」

2018年10月27日

ムカッタムの丘の北側。

イスラーム地区北東に広がるイスラム教徒たちの墓地群が「死者の町(北の墓地)」と呼ばれるエリア。

一般の人たちのお墓に混じって、保存状態が非常に良いマムルーク朝時代の王達の廟が点在していたり、墓守たちが墓場で生活している姿など、独特な生活環境を見れる興味深い場所。

ただ、カイロ街中と比較すると、決して治安が良いわけではなさそうなので、行く場合は気を付けて行ってください。

 

今回はタクシー運転手さんの案内で訪問しました

シタデル観光が終わった後に、スルタン・ハサン・モスクまでタクシーで移動しようと考えていました。

 

タクシーに乗るときには、エジプト名物の事前交渉。

てつちぴ「スルタン・ハサン・モスクはめちゃくちゃ近いから安く行けるでしょ?」

運転手 「行けるけど、近すぎるから商売にならないよ。君たちは死者の町に行ったことある?」

てつちぴ「行ったことない。連れて行ってくれるの?合わせて100エジプトポンドでどう?」

運転手 「安すぎるよ。300エジプトポンドでどう?」

てつちぴ「そりゃ高い。最後にオールドカイロまで連れて行ってくれるなら150ポンド。」

運転手 「じゃぁ200エジプトポンドで決定だね。」

 

こんな感じで、偶然「死者の町」観光ができることになりました。

ガイドさんがいる方が安心な場所なんです。

 

街全体の道路は全く舗装されていませんが、結構きれいにはなっています。

ただ、やはり所得層が低いエリアなんだなと言うことは、歩いている人々の雰囲気からちょっとわかります。

ただ、子供たちがサッカーボールで遊んでいる姿は世界共通だと思いました。

 

 

一般的なイスラム教徒のお墓

ガイドさんも墓守さんも、別に写真撮っていいよと言ってくれたので、撮影させて頂きました。

やはり、お墓と言う特性上、写真を撮るのはちょっと躊躇しました。

ガイドがいないと撮影する勇気出ませんしね。

 

一般的なお墓群の中には、巨大なドームを有するマムルーク朝時代の王様のマサドラ(お墓)なんかもあります。

それぞれが独特なドームの模様をしていますので、調べれば分かるのかもしれませんが、誰の廟なのかは分かりませんでした。

 

このお墓に囲まれた家。しっかりと人が住んでいます。

というより、墓守用の家がついたお墓なんですね。

どこまでが正規の人たちなのかは分からないのですが、その昔、墓守用の部屋がそこらじゅうにあったので、貧しい人たちが集まってきて勝手に住み着いている場合も多いんだそうです。

 

ちょっと小高いところから死者の町を見ると、墓守の家も屋根が無いところや、穴が開いて廃墟化しているところもあります。

こんな感じでも数万人の人が住んでいるそうです。

そりゃまぁ、治安がすごく良い訳はないですよね。

 

高台からの眺めがすばらしい街でもあります

ただこのエリア、マムルーク朝時代の王様や貴族の廟がたくさん存在し、保存状態も良いので、高いところから広く眺めると、たくさんのドームやミナレットが見えます。

マムルーク朝時代の王家の谷なんて言われている「死者の町」

ここには、1エジプトポンド札の絵にもなっている「カーイトゥーベイの墓とマスキド」など見所もあります。

もしご都合よければ、ガイドさん雇って遊びに行ってみてください。