エジプト|カイロ|カイロ最初の石造りガーマ「ガーマ・ハリーファ・イル・ハーキム」

ファーティマ朝の第六代カリフ(王)のハーキムが1013年に完成させたカイロ最初の石造りガーマ。

ファーティマ朝はイスラム教シーア派の一派イスマーイール派が建国したイスラム王朝(909年~1171年)で、その6代目のカリフ「ハーキム」は、いわゆる破天荒型のカリフだったそうで、自らを神という狂信的な性格と、有能な統治ぶりを発揮した名君の面を持ち合わせていたそうです。

 

 

イスラーム地区の北端に位置するイスラーム建築

ガーマとは、イスラム教の寺院のことです。

回廊で囲まれた広い中庭の組み合わせというエジプトのイスラム建築独特のスタイル。

 

入場時には、女性はスカーフで髪を隠すことが必要ですし、みんな靴を脱ぐことが求められます。

靴は預かってくれますが、後でお礼のお布施を支払う必要があるので、自分でカバンの中に入れても構いません。

 

中庭は子供たちが遊んだりして、すごく開かれた感じ。

必至な宗教というより、すこしのどかに宗教を大切にしているような雰囲気でした。

 

回廊はこんな感じ。

礼拝をしている人もいれば、座ってのんびりしている人もいれば。

やっぱりエジプトは暑いのですが、日陰はすごく涼しい・・・・。

 

20世紀になって同じシーア派信徒の皆様の寄進で大規模に綺麗に改装されていますが、その昔は十字軍の捕虜の牢獄として使われたり、ナポレオンの要塞として使われたので、荒れ果てていたそうです。

 

こちらのガーマは、フトゥーフ門、ナスル門などとともにカーヘラ城壁とつながっています。

有名なバザール「ハーン・ハリーリ」から徒歩15分位の場所です。

  • 建物情報
  • 開場時間:8:00~20:00
  • 入場料:無料(寄付歓迎)
  • 住所:ムィッズ通りの北端、カーヘラ城壁裏。