日本|三重|イザナミの墓所として日本書紀に登場「花の窟神社」

2018年9月2日

日本書紀に登場する花の窟神社(花窟神社)。

日本神話の中で国産みの舞台として登場。

伊弉冊尊(イザナミノミコト)が、火の神の軻遇突智尊(カグツチノミコト)を生んだ際に火傷を負って死んでしまい、そのイザナミとカグツチを祀ったのが、ここ花の窟神社。

その墓所(御陵)となるそうです。

一説によれば日本最古の神社とも言われています。

ただ、非常に珍しい「社」が無い神社でした。

 

熊野灘に面する海岸線。42号線沿いにあります。

花の窟神社は、熊野灘に面する海岸線に位置していて、国道42号線沿いの道の駅として駐車場も綺麗に完備されています。

立ち寄りの際には迷うことはないと思います。

道の駅駐車場は結構広く、お手洗いやお土産屋さんも揃っているので、42号線をロングドライブする際には非常に重宝する場所です。

 

道の駅の無料駐車場に車を停めて、お土産屋さんを超えると花の窟神社の入り口があります

歴史ある神社独特の、原生林オーラが出ているいい雰囲気。

入口の石碑には「日本最古」の文字が!

世界遺産にも認定された今、この日本最古のキーワードは欲しいところでしょうね。

 

酷暑が続く2018年。

そんな暑い年でしたが、この原生林の中はなんか涼しく感じます。

 

小さな事務所のような建物はありましたが、この花の窟神社の特徴は「社」が無いこと。

実はこの大きな岩こそがご神体。

いわゆる「社」の代わりなんですね。

 

写真の上の方に見える綱がぶら下がっているのは、三重県無形文化指定もされている「御綱掛け神事」の綱ですね。

 

 

巨岩の窪みが伊弉冉尊の葬地と言われています

巨岩の麓には「ほと穴」と呼ばれる高さ6メートル、幅2.5メートル、深さ50センチメートルほどの岩陰があります。

この窪みこそがイザナミ(伊弉冉尊)が埋葬された場所とされているそうです。

朝7時過ぎでしたが、熱心に地元の方が何人もお参りに来ていました。

 

イザナミの巨岩の反対側に佇んでいるのが、火の神「カグツチノミコト」の御陵。

子供の頃に日本神話を読んで、イザナミが火の神を生んだ際に死ぬシーンで驚いた記憶があるのですが、まさにその神話の場所がここなんだと思うと非常に感慨深いものがあります。

 

 

この熊野信仰の世界遺産群は非常に広く分布していますが、それぞれに物語があって、調べながら見て回ると非常に面白い。

日本書紀や古事記、場合によっては明治以降にも盛り上がってきた日本神話など、日本の歴史の勉強にもなりますしね。

 

おススメです!