フィリピン|セブ|ボホール島日帰りオプショナルツアーで絶景チョコレートヒルズと可愛いターシャに会いに!
セブ島の隣の島「ボホール島」には、珍しい絶景チョコレートヒルズ、貴重で小さなメガネサルのターシャ、そしていろんな絶叫アトラクションもあるオンリーの興味深い島!
セブ島とボホール島は、船や飛行機で繋がっていますので、日帰りで訪問することができます。
今回私達は、セブ島旅行中に「ボホール島日帰りのオプショナルツアー」に参加して、ボホール島観光を楽しんできたので紹介します!
今回利用したのは有名サイトVELTRAさんのツアー
今回参加したのは「【ボホール島日帰りツアー】ターシャに会いに行こう!セブ島帰着後貸切チャーター(2.5時間)付き!」ツアー。
海外オプショナルツアーの予約で有名なVELTRAさんで予約をしたツアーです。VELTRAさんは、格安で、口コミものってて、更にはチップの金額まで詳細に記載されているので、信頼できる安心安全のサイトですよ!
上記ツアーを選んだ理由は4つ
- ターシャ(ボホール島固有の希少猿)に会える事!
- チョコレートヒルズを見学できること!
- 日帰りであること!
- エアコンが効いていること!
その体験談を書いていきます!
高速艇を利用してボホール島へ移動
朝6時半、ホテルロビーでガイドさんと待ち合わせ。ホテルから港までは近かったので、チャーター車であっという間に到着。ボホール島行の高速船が出発するセブ港ターミナル1。
ツアーなのでチケットはガイドさんが既に購入してくれていて、受け取るだけで楽ちんでした。出航まで1時間以上あったので、ガイドさんの許可を得て、ターミナル1周辺を徒歩で観光。
ターミナル1の近くには、セブ島の歴史建造物がたくさん集まっています。サン・ペドロ要塞や、サント・ニーニョ教会、マゼランクロスなど、セブ市街の観光名所が勢ぞろい。世界一周で有名なマゼランが、セブ島に訪れて本拠地にしていたのがこの周辺だったんですね。
金曜日の7時過ぎ。サント・ニーニョ教会では朝のミサが行われていました。たくさんの信者さんが集まっていて、教会の周りの道路には花屋の出店がたくさん出ていて、その荘厳な雰囲気などを見ることができました。フィリピンは熱心なキリスト教徒が多いんですね。
出航時間が近づいてきたのでフェリーターミナルに戻ります。フェリーターミナル入口ではX線検査による手荷物検査がありました。やっぱり防犯・安全重視は良いですよね。
ターミナル内は凄い綺麗で清潔。喫茶店なんかもありましたのでゆっくりできますよ。
出発時間になったら待合室から指定のゲートを通って桟橋へ移動。この乗船方法は、日本の飛行機の乗り方と同じですね。
あまり大きな声で案内したりはしていないので、寝過ごしたりしないようにご注意ください。
上写真の高速艇に乗って2時間程でボホール島のタグビララン港に到着の予定!。
今回は天気が良かったからなのか、船の性能が良かったのか、ほとんど揺れは感じませんでした。やっぱり高速艇は安定ますよね。
グレードアップした2階席では最新映画「ブラックパンサー」が上映されていて、みんな映画を満喫していました。私はぐっすり寝てましたけどね。
2時間程爆睡している間に、あっという間にボホール島の中心「タグビララン港」に到着。時間通りです。
ボホール島の現地ガイドさんとは、港出口で待ち合わせすることができました。
島到着時間は朝10時過ぎくらいでした。
まずはロボック川ランチクルーズ(フィリピン料理)
島に到着して、まずチャーター車で移動スタート。
なんと島に到着して早々、ロボック川クルーズの昼食でした!到着してすぐにご飯かい!!
ボホール側南部を流れるロボック川は、非常に水面が穏やかな河川で、リバークルーズが盛ん。
リバークルーズと言っても、下写真のような巨大な屋形船のような船で食事をしながら川下りです。南国らしいジャングル風の川辺を見ながら、ゆっくりランチをいただきます。
食事時間は早かったですが、帰って来た時には大行列で待ち時間が長そうだったので、早めの食事で良かったのかも。
船着き場で川面を見ていると、鉄砲魚とかの南国らしい魚が泳いでいるのが見えました。
水族館でしか見ないような魚が普通に泳いでる・・・。さすが南国だなぁ。
船は観光客で満席になったら出航。
中国や韓国、そして私達日本など、東アジアの人たちがつめかけてました。海外では国籍なんか関係なしに喋ったり、笑顔で向かい合えるので良いですよね。
料理はフィリピン料理のバイキング形式。予想以上に衛生的。どれも美味しいんですが、東南アジア名物の焼き鳥サテ-が特に美味しい!
後は1時間程ののんびり船旅を楽しみます。何ともジャングル風な川べりを眺めながらゆっくりのんびり進んでいくのが気持ちいい!
あまり動物を見る事は出来ませんでしたが、大自然って見ているだけでも気持ちが楽になりますよね。とは言え、何とか野生動物を一匹でも見つけてやろうと頑張ったのですが見つかりませんでした!
野生のターシャはいないんだなぁ。
椰子の実が流れてきました。。。なんか風流。
南国に来たんだなぁ。
途中、テーマパークのような場所に着岸。
弓を撃ったり、火を噴いたり、お土産買ったり!ちょっとした出し物があって、少額のお金を使って楽しめました。
このテーマパークでUターン。
帰りの船の中ではこちらのオジサマが、綺麗な声で私達に向けては日本の唄、中国や韓国の唄も歌いながら船内を盛り上げてくれていました。
フィリピンは長くスペインの植民地でしたので、スペイン文化の影響を色濃く受けた国。その為、ギターが盛んなお国柄なんですよね。
セブ島なんかは、世界的なギターの名産地となっています。
イヤーこのおじ様。本当に上手でした。
世界最小メガネサル「ターシャ」保護区域!
ボホール島の固有種ターシャ。世界最小のメガネサルです。非常に臆病で繊細なメガネサルで絶滅の危険があるそうです。
ボホール島内では、貴重なターシャを保護している施設、区域が複数あるようで、今回お邪魔したのはこちらの保護区。
保護区の中は、人が歩く場所と、自然の木々がしっかり分けられていて、ターシャが安心して生活できるようになっていました。
入場料を払って、遊歩道を歩いていくと、木々の一部が日傘のように組まれていて、陽の当たらない木陰が作られていました。そこにターシャがいました!上の写真ではターシャは小さすぎてどこにいるのか分からないんじゃないでしょうか!
細長い尻尾。そして細長い指。そして何より巨大な目。サルのような、ネズミのような。
世界最小だけあって、身体部分は最大でも10cmほどしかありません。
ターシャは昼間動かずじっとしていました。
ターシャと目があって、そのターシャが涙を流すと死んでしまう・・・・そんなちょっと恐い言い伝えもある繊細な生き物なんだそうです。確かに魔法を使えそうな顔してる。
みんな、音をたてないように静かに観察していました。
出もよく見ると結構人相悪いですよね。
なんか悪巧みしながらピースしているような写真が撮れました。
ボホール島名物!チョコレートヒルズを堪能!
今回のボホール島ツアーで一番楽しみにしていたのがチョコレートヒルズ。このボホール島でしか見ることができない奇妙な絶景です。
平野の中に、小さな丸い丘がたくさんある並ぶ奇妙な景色。
今回は何とバギーに乗ってチョコレートヒル周辺を散策。「怪我しても責任を問いません」的な書類にサインをさせられた後にすぐにバギーで出発です。
操作は簡単でしたので誰でも運転できますよ!
最初はバギーなんてって思っていたんですが、予想外に素晴らしい!フィリピンの未舗装の農道をバリバリ爆音で走るんですが、のどかな風景が素晴らしい。
日本の古墳のように見える小さな丘がチョコレートヒルズ。そこらじゅうにたくさんあります。チョコレートヒルズを見ながら走ります・・・
絶対にボホール島でしか見ることができない景色。
アクティビティーで農道を走るので、地元の方には迷惑なのかな?なんて思ってましたが、農家の方が手を振ってくれたり、家の窓から手を振ってくれたり。笑顔で話しかけてくれたり、皆親切にしてくれます。
きっとこのバギーも地域振興に役立っているんでしょうね。フィリピンの人って本当にフレンドリー。
少し木が生い茂っている丘もあれば、てっぺんに十字架がささっている丘なんかもありました。
本当に日本の古墳みたいですけど、これが自然にできたっていうのだから不思議。本当に自然なのかなぁ。石灰石がどうこうなんていう仮説は立っているそうですが、正式にはチョコレートヒルズができた成り立ちは確定していないそうです。
それにしてもバギーおススメですよ。
チョコレートヒルズを下から眺めるのもいいもんです。1時間程のバギー体験でした。
続いてチョコレートヒルズ・アドベンチャーパーク。
ここの名物はバイクジップ。
なんと、自転車でワイヤーの上を超高高度を走ります。
チョコレートヒルズを高い場所から見ることができる絶好ポジションなんですが、カメラの持ち込禁止でした!残念!
待ちに待ったチョコレートヒルズの展望台!
チョコレートヒルズの不思議な光景。
このまん丸い丘が、この周辺だけに1500個近く並んでいる異様な光景です。
秋になると茶色になってチョコレートのようになるそうです。
その成り立ちは完全には分かっていないそうですが、どうやらもともと海底のサンゴ礁が隆起してできてきた石灰質によるものらしい・・・。でも、地元にはたくさんの伝説、面白い言い伝えが残っています。
その中で最も有名な「巨人伝説」が次の通り・・・
2人の巨人が礫や岩を投げ合って、何日も大げんか!喧嘩をし過ぎで疲れてきたら、何で喧嘩していたのかを忘れてしまい、2人は仲直り。巨人は後片付けをせずに去っていき、残ったのが不思議な丘(礫跡)が並んだ風景。
人気漫画「One Peace(ワンピース)」に出てきた、巨人ブロギーとドリーの話に似ていますね。石灰質どうこうっていう生い立ちより、巨人伝説を信じたくなるような凄い景色。
時間いっぱいまで遊んで急いで港に戻ります。
ガイドさんも運転手さんもサービス精神旺盛で、お土産購入の時間を設けてくれたり、時間ギリギリまで遊ばせてくれました。
さぁギリギリだよ!急いで!と言われ出発。
結果、予想外の渋滞に巻き込まれ、本気でギリギリの時間に・・・・!大ピンチ!
でもさすが、地元の車。もう船の発着朝の目の前まで強引に車を乗り付けてくれて、しかも船の準備も遅れていたのでギリギリ間に合いました!
時間いっぱいまで遊ぶことができました!ボホール島楽しかったぁ!
最後はプラスアルファの特別サービス!「トップス」セブの夜景
セブ市は、想像以上の巨大都市。
セブ市だけでも87万人もの人口がありますが、セブ市周辺都市と合わせるとなんと270万人もの人が住んでいる巨大都市圏。
なんと名古屋市や福岡、札幌よりも多い・・・
セブがそんな人口抱えているなんてイメージなかった!
今回のオプショナルツアーは、セブ島で150分チャーター車を利用できます。夜景が美しいトップスはセブ市内から車で30分程。
タクシーも来ない山奥なので、チャーター車を使えると非常に便利。
そんな辺鄙な場所ですが、かなりおススメ。
中々ここまでの夜景は無いですよ。
いうなれば、六甲の夜景に似てました。かなり広範囲に光が広がっていて、マクタン島とセブ島の間の海が黒く見えて。
最後はフィリピン料理「ミスターA」で絶景夕食
トップスを少し降りた丘にあるフィリピン料理が食べられるBarの「ミスターA」。絶景の夜景を眺めながら夕食です。
かなりカッコいい隠れた名店。
テラス席があって、セブ市を高いところから見下ろしながら、涼しい風を受けながら夕食を頂くことができました。
フィリピン料理がメインのお店。
真ん中の細かく刻んだ肉、野菜をいためたシシグ。
肉の筋っぽいところが美味しい!
右のサラダには、ハニーマスタードをかけるんですが、このハニーマスタードの味が私にとって新鮮でした。甘いのに、後には刺激のあるマスタード味!
そして当然のガーリックライス。
フィリピンのビール「サンミゲル」がまた美味しい!
最後は、安全運転でホテルまで送迎してくださいました!
ボホール島1日ツアーいかがでしたか?
朝6時半から夜の22時までぶっ続け。
チョコレートヒルズやターシャ、そして絶叫アトラクションに、セブの夜景など、いろいろ楽しむことができました。
ボホール島内にはほとんどタクシーはおらず、暑いフィリピンでトライシクルを利用した個人旅行はなかなかに過酷。
オプショナルツアー参加がおススメですよ。
でも、レンタルバイクで旅行している西洋人を何人か見かけたのですが、それはそれで楽しそうでしたけどね。