ベトナム|ホーチミン|カンザー国立公園日帰りツアーに参加してみた!

2018年9月22日

ホーチミンから日帰りで行くことができるツアーで人気なのはメコン川クルーズかクチトンネルツアー。

3番人気位の微妙なツアー「カンザー国立公園 マングローブ林観光ツアー」に参加してみました!

ホテルロビーで待ち合わせ

ツアーはホーチミン市内ホテルロビーで8時集合。

朝ゆっくり早朝フォーを外食してから戻ってくる事ができる、余裕のあるスタート時間です。

 

今回のツアーは2人組×3組の6人(全員日本人)と、ガイドさん1人(日本語OKのベトナム人)、運転手さん1人(日本語無理のベトナム人)でした。

上写真の綺麗な小型バスで移動です。

 

ホーチミン中心街を出発して30分程は、こんな感じの街中を走り続けます。

アジアらしい荒々しい賑わいを見ることができます。

ホーチミンの中心街を離れると、一気に街の雰囲気が変わるのが分かります。

おそらく中心街だけ急激に洗練されていっているのかもしれません。

私は、このアジアらしい混沌とした雰囲気が大好きでアジア旅行が好きなんですけどね。

 

ツアーの隠れた目玉!サイゴン川をローカルフェリーで渡る!

ホーチミンからカンザー(カンジョー)への道のりは厳しく、大きな川が遮っています。

方法は遠回りだけど道路で行くか、近くて速いフェリーを利用するかの2択。

私達のツアーはフェリーを利用して渡河するんです!

実は、このフェリーを楽しみにしていました!

テレビ番組の旅猿のベトナム編で、このフェリーに乗ってるのを見たことがあるからというのもあるんですが、ローカル公共交通手段って、ワクワクするんですよね。

(東野さんがスタッフ探しゲームをしてたあのフェリーですよね?)

下調べして、今回のツアーがフェリー利用であることが分かっていたので、本当に!楽しみにしてました。

フェリー独特のエンジン音、排ガスの香りは世界共通ですね!

川の両岸を複数のフェリーでどんどんピストン輸送をして運んでいるようです。

フェリーは満車になればすぐに出発。

 

値段が格安なので地元の方の利用は非常に多そうで、本当に混雑するシーズンには2~3時間待ちなんていう事もあるそうです。

ちなみに私達が乗船した正月シーズンはかなり空いているシーズンなんだそうで、15分待ち程でした。

このカブだらけな雰囲気がベトナムっぽくて良いですよね。

先頭から最後尾までぎゅうぎゅう。利用者のほとんどが地元の方々。

日本のフェリーのように車から降りて休憩する絨毯の部屋・・・なんてものはありません。

ただ車と人をのせて運ぶだけのシンプルな作りのフェリー。

 

私と同じようにローカル公共機関が好きな人がいるからだと思いますが、わざわざ車から降ろしてくれて、船の中を散策させてくれました。日本ではなかなか見ることができない色んな風景が見れて、このフェリー移動は満足でした。

湿地帯を流れるサイゴン川。当然ながら土が大量に混ざった茶色い水。東南アジアに来たなぁと思います。さぁ、対岸に到着です!

到着した瞬間に地元の子供が柵オープンを手伝ってました。

アジアの子供たちは、しっかりと大人を手伝って、子供の頃からしっかり家族に貢献したりして。

偉いなぁと尊敬します。私たち日本人は甘えすぎているなあと反省。

 

川を渡ったら一気に田舎風景に!

サイゴン川をフェリーで渡った後は、カンザー国立公園まで30分程の車移動です。

写真では綺麗な道に見えると思いますが、実は結構そこらじゅうに大きな穴ポコが開いていて、油断するとバイクならぶっ壊れるほどの衝撃があります。

みんな穴を避けてジグザグ走行しています。

 

カンザー国立公園の中は高速ボートで移動

カンザー国立公園の敷地に近づいたらバスを停めて、高速ボートが待つ船着き場まで徒歩で移動。

 

もうすでにたくさんのマングローブがあります。西表島や沖縄で見たマングローブ森と同じように、この独特の根の張り方が面白いですね。

湿地にはカニとかムツゴロウみたいな魚がたくさんいます。

 

ふと見たら野生のサルが。ガイドさんがめがねとられないように気をつけてくださいねと教えてくれました。

かわいいけどなかなか手癖が悪いらしい。

 

人間には慣れているようで、あまり恐がりません。

近づきすぎると威嚇されますが、カメラはしっかりと撮影できるくらいの距離でダラダラとしてくれました。

湿地の上にマングローブ林なので、ムツゴロウやカニのような水生生物か、木の上で生活が上手な猿達が生活しやすいんでしょうね。

 

船着き場に到着。マングローブ森の中は道路がほとんどないので移動は船。移動手段は基本的に船。高速ボートが必須です。

 

波もなく非常に気持ちよく水面を疾走します。車よりも絶対に乗り心地が良い!風がふいて気持ちもいいし。

 

川の合流地点などを見ていると、道路標識のようなものがあったりして。船が車替わりなんですね。この地域で生活するには船に乗れなきゃだめですね。

ここらへんになると、ほとんど川の流れもないので船は全く揺れません。凄い気持ちいい!

 

地元の漁師さん。

あんなドロドロの砂浜に網を投げて、ムツゴロウやカニでもとってるんでしょうかね?

 

船の上で寝泊まりしたりするそうです。洗濯物を干した漁船をたくさん見かけました。地元の方達の生活風景を見ることができるっていい経験ですよね。勉強になります。

 

船着き場です。川のところどころにこんな感じの上陸ポイントがあります。

 

手漕ぎボートでのんびり川遊び。森のコウモリ探し。

船着き場では、順番に手漕ぎボートに乗り込みますが、待ち時間にはカニ釣りが出来るようでした。

 

また、マングローブに乗ることができる場所がありました。マングローブの根っこは柔らかそうに見えてすごく頑丈。体重60kgを超える私が軽々乗ることができました。

 

手漕ぎボートに乗船。船頭さんもピースサイン!よろしくお願いします!

 

ガイドさんもしっかりと説明してくれます。

マングローブ森の中を流れるこの小川は、どんどん泥が溜まってすごく浅くて。

泥が溜まると今度はマングローブがどんどん広がって、時間とともに森の中に沈んでいくそうです。

 

何組かツアー客とすれ違いました。

 

雰囲気ありますよね。それほど大人気ツアーってわけじゃないからだと思いますが、森の中も人けが少なく静かでした。

 

沈没しても足がつきそうな浅い川ですから大丈夫ですよ。

 

森の一番奥でボートが停船したかと思ったら、ガイドさんが静かに指さし「あそこにコウモリがいるよ」と。本当だ!明るいから飛び回ってはいないけど、たくさんぶら下がってます。

 

再び次の場所へボートで移動。次は何とワニ釣り!

手漕ぎボートでマングローブの森をゆっくり見た後は、ツアー目玉のワニ釣り会場へ移動です。当然移動は高速ボート。

 

ワニ釣り用の船に乗り換えです。この金網に囲まれたボートにのると、水面をゆっくり移動してくる動物が・・・・

 

スーッとワニが近づいてきます。実はベトナム戦争前には野生のワニがいたらしいのですが、猟のし過ぎや、枯葉剤などにより森が壊滅的なダメージを受けた影響があり絶滅をしてしまったそうです。

今回のワニは、この周辺で放し飼いにしている半野生のワニだそうです。

半野生なので、お腹が空いているらしく、エサのウナギにバクっと食いついてきます。凄いパワーと迫力です。(でもウナギって贅沢だな。)

食いついたときなんてパコーン!って大きな音が鳴るので、ちょっとビビります。

 

 

水面1mくらい軽く飛び出すので、船の外まで手を伸ばすと噛みつかれる危険があるそうです。恐い怖い!タイなどでもワニ釣りを見たことがあるのですが、みんなお腹いっぱいであまり噛みついていませんでしたが、ここはバックバク噛みついてきて大迫力。私は期待していなかったイベントだったので、逆に大興奮して楽しかった!

 

 

ワニの池の近くにもたくさんの野生サルがいます。

その昔はワニに食べられないように、猿は池や川に近づくことはなかったそうです。

 

広大なマングローブの森が見える展望台

 

ビル何階分なんだろう?結構高い。マングローブが下に見えます。この広いマングローブの森。一度壊滅したとは思えない。今は大自然となって、生物の多様性が見られる生命溢れる森として復活しています。

 

茶色の川と緑のマングローブ森。やっぱり自然っていいですね!

 

マングローブの中をゆっくり歩くことができる小道もありました。いい雰囲気ですよね。不思議と蚊はいませんが、カニやムツゴロウなどの湿地帯ならではの動物達が豊富でした。

 

国営ホテルで豪華な海鮮ランチ

再びボートで昼食会場へ移動です。

 

国営ホテルのカンザーリゾート(can gio resort)にあるキャロットレストラン(Carrot Restaurant)。

 

綺麗なホテルです。国営ホテルらしく、豪勢で綺麗なプールも併設されていました。

 

アサリのレモングラス蒸しや、揚げ春巻き。そして海鮮の入ったスープ。やっぱりベトナム料理は日本人の口にあいますね。凄く衛生的で安心のレストランでした。

 

カンザーリゾートの名前の通り、リゾートとして売り出そうとしているらしいので、海まで行ってみました。まだまだ清掃が必要な海岸線。やっぱり川を通じて生活ごみが集まっちゃうんでしょうね。

 

掃除すれば広い砂浜が名物になりそう。

 

なぜか?大量のシジミ。食べ放題なほどシジミが獲れそう。衛生面はかなり怪しいけど。

 

海の色が川の色と同じで真っ茶色。溺れたら絶対に助からなさそうな見事な茶色の海でした。

 

ツアー最後はサル公園に!

野生の猿なんですが、観光客に慣れているので安全。でも慣れすぎていて、メガネを獲ったり、カバンの中から食べ物を奪ったりと、ちょっと手癖が悪いそうです。

こんないじけたような可愛い姿を見せておいて、背中を見せたらコソッとやってきます。

 

でもゆっくりとのんびりとサルの写真を撮影できます。サルたちは平和にのんびりしていました。

 

とある観光客がペットボトルジュースを猿にあげちゃいました。(本当は良くないらしいんですけどね)。すると、器用にペットボトルの蓋を開けて、おいしそうにジュースを飲み始めました。やっぱり猿は賢いね。

 

ゴミ箱もあるんですが、簡単にゴミ箱のふたを開けて中のジュースを取り出して飲んでました。凄いなぁ。

 

公園内には小さなベトナム戦争の資料館があります。

 

これはベトナム兵が仕掛けた落とし穴のワナ。刺さったら痛そう・・・・。

 

やっぱり、カンザー国立公園マングローブ林とベトナム戦争は切り離しては語れない歴史と出来事がありますからね。(このツアーからホーチミンに帰った後、すぐにベトナム戦争証跡博物館にも行って勉強をしました。)

これでツアー終了です。もちろん帰りもフェリーに乗りました。でもたくさん歩いてクタクタ。楽しくて満足してたので、参加者みんな車の中でグッスリでした。

 

大変面白いツアーでしたので、ぜひホーチミンから一足伸ばす方にはおススメのツアーですよ!