日本|熊本|日本遺産の街・人吉でニラたっぷりの人吉餃子「茶びん」

2018年9月2日

現在、文化庁が認定している「日本遺産」

旅先でも時折目にする機会が増えてきました。

平成27年度に認定されたのは、18の府県。

中でも熊本県で最初に認定されたのが「人吉・球磨」

「相良700年が生んだ保守と進取の文化~日本でもっとも豊かな隠れ里ー人吉球磨~」というタイトルの通り、江戸時代、貴重だったお米と清流球磨川の水を使った球磨焼酎、国宝である青井阿蘇神社、そして豊かな泉質の人吉温泉。

人吉城跡のそばを流れる清流、球磨川で急流釣りをする人の姿。

国宝 青井阿蘇神社は茅葺の趣ある神社で参拝客でにぎわいます。

そんな人吉はグルメの街でもあります。うなぎや餃子は県外からのお客さんだけでなく、台湾や韓国、中国といった海外からのお客さんも多く訪れます。最近にわかに有名な人吉グルメを紹介します。第一弾は「人吉餃子」

餃子を提供するお店は何軒かありますが、人吉温泉観光協会が紹介しているのは、「松龍軒」「らーめん龍風」「茶びん」の3軒。せっかくなので、地元の方がおススメするお店に行きたいと思い、旅館や食事処でお聞きしたところ、皆さんがおススメしてくださったのがこちらの「茶びん」

地元の方イチ押しの人吉餃子のお店「茶びん」

創業昭和30年の和洋中華のお店です。

営業時間:11:00~14:00、17:00または17:30~21:30(訪問時2017/8/7情報)

TEL:0966-22-2938

場所:熊本県人吉市二日町5

温泉で有名な旅館である「鍋屋本館」や「あゆの里」から徒歩圏内ですので、ランチや夜にもおススメです。

店内は入り口すぐがテーブル席。奥が座敷となっていて円卓でした。奥にはきれいなミニ庭園もありました。

18時過ぎに1人で伺ったところ、ちょうど17時からのお客さんが会計をされていて「ちょうどいい時間でしたね。さっきまではとっても混んでいましたから」と笑顔で4人掛けのテーブル席に案内していただきました。県外からのお客さんも多いようなので開店直後は混むのかもしれません。

メニューは中華料理のラーメンやチャンポン、和食の刺身や親子丼、洋食のステーキなどとても幅広いラインアップ。

そう、ご当地餃子といえば餃子のみ、というお店が多い中で和洋中華がいただける、何を作っても美味しいということなのでしょう。地元の方にお聞きしたときに「餃子も美味しいけど、あそこの太平燕(タイピーエン)もいいよ」「私はちゃんぽんがいいかな」と熊本県民の郷土料理でありソウルフードである太平燕や他の料理も人気のよう。

実は様々な芸能人も訪れ、テレビや新聞にも取り上げられた有名店。川島なお美さんや西川史子さん、三国連太郎さんは何年も通われたようです。食事の会計の時にも気さくなおかみさんが「今日はどちらから来なさった?(来られました?)」との質問にお隣宮崎や福岡など県外の地名が飛び交います。そんな中、地元の方が持ち帰りを待っていたりと、店内は県外と地元のお客さんでにぎわいます。「ご注文は?」との質問にもちろん「人吉餃子!」

メニューを見ると水餃子もあったので、焼き餃子と水餃子を一人前ずつ注文。

焼餃子は一人前7個で450円。餃子といえばビールという印象ですが、こちらは人吉。球磨焼酎を頼みました。1合300円!格安なだけではなく、銘柄も人吉・球磨以外では飲めない焼酎ばかり!

続いてやってきた水餃子。こちらも450円。山椒の葉が上にのっていてとても爽やかな香りがします。

早速焼餃子をいただきます。普通の餃子よりも長くて一口では食べきれません。皮はカリッ、もちっとしていて食べた瞬間ニラの風味が口に広がります。それもそのはず、すごい量のニラです。ちなみにニラといえば、ビタミンたっぷりで美肌にいいだけではなく、疲労回復、スタミナアップの食材。夏にぴったりです!

続いて水餃子。こちらも割ってみるとニラがたっぷり!食べてみると皮がモチっとしています。ニラの甘味が広がるのはもちろん、山椒の入ったスープがとっても爽やかであっさりした味。焼餃子のジューシーさに水餃子のあっさり感を交互にいただきながら焼酎が進みます。私は焼餃子はもちろんですが、水餃子のスープがとても美味しくて全部飲んでしまいました。スープにもこだわりをもって作ってらっしゃるんですね。地元の方のおすすめにはありませんでしたが、水餃子、おススメです!

お隣の方が焼餃子2人前を注文されたので写真を撮らせていただきました。4人前だと真ん中に花が咲いたように餃子が盛り付けられるそうです。今回は1人だったので餃子2人前でおなかいっぱいになってしまいましたが、たくさんで来ると皆で色々なメニューが楽しめますね。

「味はどう?うちの餃子は日本一だからね~」と話しかけてくださるおかみさん。ニラの量に驚いたことを伝えると、厨房にいらっしゃった店主さんが「こうやって全部手作りなんだよ」と大きなボウルを見せてくださいました。

これだけのニラの量。そして毎日手作りの皮と具材なのですね。キャベツや白菜たっぷりの餃子でも、餃子の割合を考えると6.7割の野菜ですが、こちらは8~9割がニラです。野菜たっぷり!

地元のお客さんもみえ、店主やおかみさん、夏に帰ってきて実家のお手伝いをされている親孝行の息子さん、初めて伺った私とで、まるで親戚の家にいるような感覚でお話しながら食事が楽しめました。店内は混んでいるのに、オーダーにはテキパキ対応される気持ちのいい接客。しばらくすると奥で餃子を包んでおられた店主が「全部手作りでこうやって作るんですよ。」と餃子を見せてくださいました。本当に美味しそう。

送ることもできると聞き、自宅での焼き方を聞いて追加で注文。水餃子は自宅ではできないそうですが、あのスープにもこだわりが詰まっているからだと思いました。

お腹いっぱいになって、会話も楽しんで、自宅でもこちらの餃子を食べる楽しみができて本当にいいお店でした。今度はてつと一緒に来て太平燕やちゃんぽんも食べたいと思いました。ちなみに閉店は20時。少し早めですのでお気をつけて。

こちらに来て分かった人吉餃子とは、「進取」として始まったというよりも、もともと皮や具を丁寧に手作りし、妥協を許さない料理人さんの努力と口コミが広がった結果といえるのだと思いました。人吉餃子を食べるなら、ランチ営業もしている「茶びん」さんがおススメです。一度食べに行ってみてください!

人吉で馬刺しや鮎、天草大王と球磨焼酎を楽しみたいならこちらの「京だる」さんがおススメ。

人吉でウナギを食べるなら全国的にも有名な「上村うなぎ」さんで。

 



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