日本|静岡|戦国時代から続くとろろ汁の老舗「丸子宿の丁子屋」

2018年9月2日

歌川広重の東海道五十三次にも描かれたとろろ汁の老舗

なんと江戸時代の浮世絵師、歌川広重(安藤広重)が描いた東海道五十三次「丸子宿」に「丁子屋」が描かれています(上画像)。この丁子屋は江戸幕府が開かれる前の1596年創業の老舗中の老舗。丸子の名物とろろ汁の味を戦国時代からずっと守り続けているお店です。

今現在の建物は、昭和に移築された古民家なんだそうですが、今も茅葺き屋根が目印です。オープン当初は茶屋だったそうですが、丸子名物の自然薯を利用した「とろろ汁」の名店となっています。

 

店内も太い木柱に畳のいい雰囲気。大混雑をしていましたが運よく待ち時間なしで座ることができました。

 

私達は奥の大座敷に席を準備してくれました。これだけ広いのに満席。凄い人気です。

 

値段は時代によって上下するかもしれませんが、上のメニューは2013年の物。基本コースの「丸子(まりこ)」は1400円位。

 

さっそく、大きな御櫃にはいったたっぷり「麦ごはん」と、味噌や出汁で味付けされた「とろろ」が出てきました。ちなみに麦ごはんはお代わり自由。

 

とろろと言えば、山芋や長芋で作られる事が多いと思いますが、こちらのお店では昔ながらの自然薯から作られています。自然薯は、山芋や長芋と比べて粘り気が強いので、味噌や出汁を加えてとろろを作るんだそうです。(東海道五十三次の上絵の一番左側の人は自然薯農家の方なんだそうですよ。)

 

御茶碗半分くらいの麦ごはんに、御飯が泳ぐくらいたっぷりのとろろをぶっかけます。好みに合わせて、ネギや塩、醤油などで味付けして、後はグチャグチャにかき混ぜます。泡立つぐらい掻き混ぜて完成。一気に飲むように掻き込みます。

丁子屋さんの公式HPいわく、行儀悪く食べると一番美味しいんだそうですよ。

食べた結果・・・。さすがとろろ汁一筋400年。他にない味なので、なかなかこの美味しさを文章で思いつきません。ぜひ一度食べに行ってみてください!!

 

とろろ汁のついでに注文した「おかべ揚げ」。豆腐と自然薯の揚げ物なんですが、外がカリッ、中がフワトロで美味しい・・・。このおかべ揚げは、名前にある通り丸子宿隣の岡部宿の名物なんだそうです。ぜひとも召し上がってください。これもおススメです。

 

店内には、東海道五十三次等の、丸子宿周辺ゆかりのものが博物館のように展示されていました。

丁子屋は、十返舎一九(じゅっぺんしゃいっく:江戸時代の劇作家)さんの、弥次さん喜多さんでも有名な東海道中膝栗毛の中にも登場し、丁子屋の夫婦が夫婦喧嘩をした情景が描かれています。

歴史的な資料の中に搭乗したり、富士山噴火も経験している丁子屋。ぜひ絶品グルメ「とろろ汁」一度食べに行ってみてください!

 



国内ランキング
にほんブログ村 *国内旅行ブログランキングに参加してます。 こちらの国内旅行バナーをクリックしてページが移行すると、ランキングが上がる仕組みです。なにとぞ応援の1クリックよろしくお願いしますm(_ _)m