日本|東京|地質学の世界遺産「伊豆大島のジオパーク」おススメTop13

2018年6月4日

地質学的な世界遺産として認定されている伊豆大島ジオパーク。火山によって作られる特殊な自然環境を見ることができる興味深い島です。繰り返す火山の噴火によって作られた大自然の島です。

伊豆大島は伊豆という単語がついていますが、静岡県ではなく東京都に所属する島。首都東京でありながら、これでもかと言わんばかりの大自然があふれる貴重な島でした。 今回は地質学的に迫力のある伊豆大島の観光地を順を追って紹介したいと思います。

 

1:間伏の地層大切断面

まさに教科書で見るような見事な地層の切断面。道路工事の際に偶然見つかった巨大な地層切断面なんだそうです。道の横に100m以上にわたって続き、まさに大迫力。車の駐車スペースも道路脇にあり、観光客が次々に訪れるフォトジェニックな場所です。

約150年に一度噴火している伊豆大島周辺火山の100回以上にわたる噴火(1万5千年くらい)の記録が残っている地層断面で、非常に貴重なものです。

この見た目からバームクーヘン(ドイツ語でバウムクーヘン。バウム=木、クーヘン=ケーキ)とも呼ばれています。

2:ウミガメの産卵地「漆黒砂浜の砂の浜」

真っ黒な溶岩の岩石が砕かれて黒い砂粒ができ、その黒い砂粒で出来た砂浜が「砂の浜(さのはま)」。驚くほど黒い砂浜です。その黒色のせいで、陽の熱をよく吸収するため、はだしで歩くと火傷するほどの灼熱の砂浜と化します。でもその綺麗な砂浜ではウミガメが産卵し、あたたかい温度によって、早く孵化する特長にもつながっているそうです。

波が強い時には、打ち寄せた波の泡の白さが、黒い砂浜の上で際立ちます。

 

 

 

3:海水浴の穴場「トウシキ遊泳場」

玄武岩の溶岩が入り組んでいる岩場、磯。岩壁が外界からの波を消してくれるので、場所を選べば安全に泳ぐことができる遊泳場になっています。様々なカラフルな魚たちも生息していて、シュノーケリングの名所としても知られています。また、引潮等の際には、たくさんの潮溜りができて、逃げ遅れた魚やカニ、貝などを簡単に捕まえることができるので、泳がなくても楽しい場所。

  

4:座布団を敷いた岩「ボムザック」

今は波浮港になっている火山が、9世紀頃に噴火した時に吹き飛んだ岩が、この岩の泥地に突き刺さり、そのままの姿で現在に残っている面白い景色です。火山が飛び出した岩は雨でも崩れない固い岩であったため、その岩が蓋になって、周りの泥部分だけが削れていっています。

 

 

5:火山噴火孔の跡「波浮港」

9世紀頃に噴火した火山のてっぺんに湖ができ、江戸時代巨大津波が押し寄せることで火口の片側が崩れて海水が入り込み、天然の良港が完成しました。それが波浮港なんです。展望台からはそのままの姿を見ることができますよ。

 

6:実際に見たほうが感動するよ!「筆島」

この筆島は、筆島火山の火道を埋めた凝灰角礫岩(噴火で放出された岩石破片)が海食から取り残されて離れ岩となったものなんだそうです。そう考える海際の絶壁は火山の名残なんでしょうか。

この筆島だけを見ると30mの小さな岩なんですが、海食崖に囲まれた姿で筆島を見るとより壮大に感じました。写真を見るより実物を見る方が感動しました。

 

7:筆島周辺近くの「ボムザック」

筆島のすぐ近くにもボムザックがあります。ひょっとすると有名なトウシキのボムザックよりも立体的な姿で残っているんじゃないでしょうか。

 

8:月面のような荒れ地の絶景「裏砂漠」

噴火後の噴石やマグマが流れた後で真っ黒。島独特の強い風が吹き荒れる場所であるため、植物が今もあまり根付かず、荒地の姿をとどめています。この独特な景色はなかなか他では見ることができないんじゃないでしょうか。国土地理院の資料で、唯一国内で「砂漠」と名付けられた場所。CMなどでも盛んに利用される場所ですので、一度は見る価値がある絶景ポイントです。

 

裏砂漠は、櫛形山にある第二展望台から眺めると、外輪山や海まで一緒に見ることができます。(展望台までの行き方の詳細は、こちらのブログに記載してあります。)

 

9:絶景の温泉

火山と言えば温泉。地熱があるから必ず温泉がある!そんな火山島である三原山でおススメの温泉と言えば「三原山温泉」。大島温泉ホテルです!硫黄臭はありませんが、すごく肌あたりがよくすべすべになるいいお湯。そして何より三原山を眺める事ができる超絶景の露天風呂。

男湯、女湯それぞれに、内湯と露天が別々にあります。

 

10:酷い命名!アカッパゲ「赤禿」

伊豆大島の西岸に夕日がきれいに見える赤禿(あかっぱげ)という変わった名前の場所があります。海の先には伊豆半島があり、夕日が伊豆半島に沈んでいきます。名前の通り、赤い岩肌がむき出しの場所。噴火で岩の中の鉄分が高温で焼けるとこのような赤い岩が出来上がるそうですよ。

 

 

11:三原山登山

御神火茶屋から三原山山頂までが徒歩で1時間位(ゆっくりめ)。山頂のお鉢巡りも1時間位。下山が30分ほどかかりました。この御神火茶屋側から三原山を見た風景は、噴火から日がたつにつれて木が茂るようになり、今は緑に見えますが、昔は表砂漠と呼ばれる荒地だったそうです。山頂の遊歩道ではゴジラ岩があったり、1m近いような火山弾が残っていたり。うねるマグマの形が残った岩があったり。

台地の力強さを感じるハイキングができますよ!

 

 

12:三原山山頂の二つの火口

三原山山頂のお鉢巡りをすると二つの巨大な火口を見ることができます。山頂中央には巨大な穴ぽこ。深さが200mもあるそうですよ。また、北側には1986年に噴火した火口がもう一つあります。風向きによっては吹き出る暖かい水蒸気を浴びることもできますよ。

13:三原山山頂から見た外輪山や伊豆諸島

三原山山頂からは、三原山を取り囲む外輪山が見えます。その外輪山の中に背丈の低い木々がある表砂漠側と、真黒な裏砂漠側があります。

さらに遠くを見ると海の上に伊豆諸島が見えます。伊豆諸島の他の島々もほとんどが火山島です。ぜひ今度は伊豆諸島の他の島も見てみたい。

 



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ちなみに伊豆大島は島なので海外扱いです!(地元の方に言ってました)