日本|東京|日本唯一の砂漠「伊豆大島の裏砂漠」

2018年6月4日

ほんの30年前の三原山噴火の衝撃映像をテレビで見て記憶に残っている人もいるのではないでしょうか。今回はその三原山がど真ん中にそびえる伊豆大島を訪ねてみました。

日本でただ一つの砂漠「裏砂漠」

伊豆大島の観光の目玉「裏砂漠」日本でただ唯一砂漠という地名が付いた場所です。ちなみに砂漠という単語はついているものの、降雨量はそれなりにあり、分類上の砂漠ではないそうです。ただ、行ってみればわかりますが、正に荒涼な荒地。異世界の砂漠そのものです。

 

伊豆半島は東京都の島。東京や熱海あたりから高速船でくるか、東京からはプロペラ飛行機で来ることもできるそうです。

島の大きさは、車でゆっくり走って一周2時間ほど。レンタカーが一番便利だし、原付やレンタサイクルで島を観光している人もいます。
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都道208号線をグルっと走り、島の東南部にある「月と砂漠ライン」という細い道を島中央に向かって走ると「月と砂漠ライン駐車場」があります。ここが砂漠探索のスタートポイント。

注意:この月と砂漠ラインと呼ばれる細道は、レンタカーで走ることをあまりお勧めされていません。場合によってはレンタカー貸し出しの説明で、「月と砂漠ラインには入らないでくださいね。」と言われることもあるそうです。通常の道路なので、もちろん車の走行は法律上OKなのですが、道が細くて左右に側溝があるため脱輪が起きたり、木々が茂っているので車が傷つきやすかったりするため、レンタカー屋さんは不安なんでしょうね。私たちが行った時には、月と砂漠ライン駐車場に車やバイクが合計8台ほど停まってましたよ。(途中、ゲートの部分に進入禁止」と書かれていますが、無視して大丈夫です。

 

駐車場に車を停めて、そこから徒歩で散策開始。最初は全然砂漠感はなく、木々の生い茂る林の中を10分ほど歩くことになります。

!!これはいったい・・・・。マムシだ・・・。本物だ・・・。まだまだ子供の蛇だけど毒蛇だ・・・・。ってことで、通りすがりの警察官にも言われましたが、あまり茂みの中には入らないようにご注意くださいね!この辺りはマムシが多いそうです。

この地図のあたりに来ると、一気に視界が開けてきます。

周囲の木々の背丈が低くなってきました。ここからあと2~3分も歩くと、ついに別世界が現れます。

でた!裏砂漠。真黒な火山礫で埋め尽くされた黒い砂漠。天気がいいので、砂漠の先にはきれいな海も見えます。

1950年ごろの旅客機がこの辺りに墜落したんだそうです。なんかこの異世界風の砂漠の中で「もく星号遭難の地」と書かれると、宇宙船が遭難したように感じます。

このGoogleマップのあたりが第一展望台。駐車場から15分くらい歩いたでしょうか。

第一展望台からは、三原山がはっきりと見ることができます。三原山は西側にはたくさんの木々が茂ってきてますが、東側から見るとまだまだ緑が少なく、黒い荒地がそのまま頂上まで続いている感じ。

第一展望台から北側をみると低めの櫛形山が見えます。この櫛形山の頂上が第二展望台。

水が流れた後でしょうか。こうやって台地が削れて、新しい川が生まれてきたり。ひょっとすると崖ができたり。この少しの水を利用して緑も増えてきているのがわかります。

第一展望台から南方向を見ると、見事な外輪山(白石山)が見えます。三原山って、ひょっとしたら元々はめちゃくちゃ大きくて、噴火した後に陥没したのかな?三原山を囲むようにきれいな外輪山がそびえたっています。

歩きにくい砂利砂利の道を上って、やっと第二展望台(櫛形山)に到着。足場が悪いので、歩きやすい靴で行きましょうね。

第二展望台からはより広い外輪山の景色を見ることができます。写真ではなかなかわかりませんが、びっくりするほど豪快な景色。伊豆から船で30分の島にこんな異世界があるとは・・・。

すさまじく強い風は吹き荒れてましたが、砂漠と言っても砂ではなくで礫なので、目に入ったりはせず大丈夫でした。でも、海の青と草木の緑と砂漠の黒。

いつ噴火してもおかしくない活発な火山活動を続けている三原山。前回の噴火から30年。木々が残っている場所。木々が消えて真黒な岩場になっている場所。マグマが流れた方向がいまだに目で見ればわかります。そんな何十年も続く傷跡を残す圧倒的な火山災害。まさに地球って生きているんだなぁと感じました。

 

そんな荒地にも、栄養なんかなさそうだし、礫が重なった砂利場なのに、時間とともにこんなに見事な植物が生えてくるんですね。きっとあと10年、20年と経つうちに、この真っ黒な裏砂漠も、阿蘇にある草千里のようになっていくのでしょうか。

 

ヤシャブシ(ハンノキ?)。植物に詳しくないのですが、この小さな松ぼっくりのような植物をよく見かけて気になったので、家に帰って調べてみました。このヤシャブシは荒地でも生息することができる強い植物で、火山の噴火などによってできた荒地の初期に生えてくる植物なんだそうですよ。

伊豆大島に行きたくなったら、ぜひレンタカーで島の一周をしてください!
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ちなみに伊豆大島は島なので海外扱いです!(地元の方に言ってました)